ドリコム、TikTokを活用したファンコミュニティ&UGC促進サービス「TikPuls」をリリース…サッカークラブでの応援CP事例を紹介

ドリコム<3793>は、TikTokを活用した新サービス「TikPuls(ティックパルス)」を3月27日より正式にリリースした。本サービスは、ファンコミュニティとユーザー生成コンテンツ(UGC)の促進を目的としている。

また、正式リリースに先駆け、サッカークラブであるアルビレックス新潟(J1リーグ)とクリアソン新宿(JFL)で、「TikPuls」を用いたリーグ開幕応援キャンペーンを行い、その事例も併せて公開した。

●新たなファンマーケティングサービス「TikPuls」を正式リリース

今回、ドリコムが提供するファンマーケティングサービスのラインナップに新たなサービスが加わった。それは、X向けの「Rooot」、YouTube向けの「Fanflu」に続いて、今回新しくTikTok向けに開発された「TikPuls」。

「TikPuls」を活用したプロモーションにより、ファンがTikTok上で積極的に投稿することを促すことが可能。ファンによるユーザー生成コンテンツ(UGC)が多く発信される環境は、サービスやブランドへのロイヤリティを深めるだけでなく、TikTok上で同じ興味を共有する他のユーザーとの繋がりをもたらす。

■「TikPuls(ティックパルス)」TikTok向けプロモーションサービス

・「TikPuls」サービスサイト

 https://www.tikpuls.biz/

■サービス提供の背景

・Z世代では「TikTok検索」が主流に

米国のマーケティングプラットフォームSOCIが1002人の米国消費者を対象に行った調査によると、18~24歳の62%がTikTokを検索ツールとして利用しており、Google検索の利用率61%をわずかに上回っている。多くのユーザーは、TikTokやInstagramなどのソーシャルメディアで興味を引かれた内容について、Googleなどの検索エンジンで詳細を調べている。

これは、興味の起点としてソーシャルメディアの役割が増していることを示している。このようなインターネット利用の現状を踏まえると、多くのファンを引き寄せるためには、ソーシャルメディアでのコンテンツ充実が不可欠。ドリコムのファンマーケティングサービスは、まさにこういった、コンテンツ充実というニーズに応えるために開発された。

・SNS検索に充分な投稿を増やすには?

公式チャンネルからの発信だけでは、投稿数に限界がある上、内容が若い世代に響きにくいという問題がある。インフルエンサーを通じた投稿は確かに拡散効果は高いものの、高コストや継続性の欠如という課題も抱えている。これに対する効果的な解決策として、ユーザー生成コンテンツ(UGC)の活用が挙げられる。UGCは、消費者であるユーザー自身が作成し発信するコンテンツを意味する。

ユーザー参加型の投稿活動は、投稿量を効率的に増やすだけでなく、コンテンツに多様性をもたらし、さらには口コミ効果を高める可能性も秘めている。

「TikPuls」は、ユーザー生成コンテンツ(UGC)の活性化を核としたプロモーションサービス。このサービスを利用することで、企業やブランドはユーザーによる継続的なコンテンツ投稿を促すことが可能となり、結果としてUGCに基づくコンテンツの質と量を向上させることができる。

●サッカークラブのリーグ開幕応援キャンペーン活用事例を紹介

リリースに先駆けて、サッカークラブの2チーム、アルビレックス新潟とクリアソン新宿において、「TikPuls」を活用した2024年リーグ開幕応援キャンペーンを実施。その事例を紹介する。

■アルビレックス新潟

© ALBIREX NIIGATA. All Rights Reserved.

■クリアソン新宿

© 2022 Criacao Shinjuku

本キャンペーンで、参加者は指定されたハッシュタグを付けてTikTokに投稿を行い、「いいね」を集めることでポイントを獲得、集めたポイントに応じて、景品が当たる抽選に応募できる仕様となっていた。

チームの全選手のサインが入ったユニフォームや、マフラータオルなどの公式グッズが景品として用意されており、これらはチームを熱心に応援するサポーターにとって、非常に魅力的な内容となっている。

今回のキャンペーン事例において、既存のTikTokユーザーだけでなく、この機会に新たにアカウントを作成して参加するファンも増え、リーグ開幕に向けた盛り上がりをさらに強化する結果となっている。

■「TikPuls」の仕組み

「TikPuls」を使用したキャンペーンでは、ファンは以下のステップで参加する。

参加登録:

TikTokアカウントを連携させて参加登録。

ポイント獲得:

指定のハッシュタグを付けた投稿でポイントを獲得(投稿は1回のみポイント対象)。

指定のハッシュタグ付き投稿への「いいね」によりポイント獲得(複数回可能、ただし1日の上限あり)。

景品交換:

貯めたポイントを用いて景品と交換、または抽選応募を行う。

景品交換(抽選応募)では、参加者は期間中に獲得できる限りのポイントを目指して複数回の交換(応募)が可能。これにより、キャンペーン期間中はファンが常に活動的な状態を維持でき、多くの「いいね」を得られることから、ファンは自身のTikTokでのエンゲージメントを高めるため積極的に投稿する。

株式会社ドリコム
http://www.drecom.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ドリコム
設立
2001年11月
代表者
代表取締役社長 内藤 裕紀
決算期
3月
直近業績
売上高108億円、営業利益22億8100万円、経常利益21億9200万円、最終利益11億5900万円(2023年3月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3793
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