【ゲーム株概況(3/22)】新作『ドラゴンズドグマ 2』が好発進のカプコンが反発　2月の月次売上高が引き続き好調のフリューも買われる

3月22日の東京株式市場では、日経平均は4日続伸し、前日比72.77円高の4万888.43円で取引を終えた。米国市場高を追い風に買いが先行し、一時は4万1000円台に乗せる場面もあった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、カプコン<9697>が反発し、一時6426円まで買われる場面があった。カプコンは、本日3月22日に発売した『ドラゴンズドグマ 2』が国内Steam売上ランキングで首位となるなど国内外で好調なスタートを切っていることが市場の評価につながったようだ。

また、東映アニメ<4816>が4日続伸して1万60007円台を回復したほか、円谷フィールズHD<2767>の上昇も目立った。

2024年2月度の月次売上高が20％増の36億円と引き続き好調だったフリュー<6238>も買われた。

半面、ドリコム<3793>やコーエーテクモHD<3635>、KADOKAWA<9468>などが売られた。

中国での「アラド戦記」モバイル版の配信時期がテンセントの決算発表で明らかになったことを材料に前日買われたネクソン<3659>は、この日は小反落となった。