NextNinja、2023年9月期決算は最終損失4億2400万円…主力タイトル好調で増収も4本の新作タイトルを開発中

NextNinjaの2023年9月期(第15期)の決算は、最終損失が4億2400万円だった。前の期(2022年9月期)の実績は、最終損失1億5600万円だった。本日1月19日付の「官報」に掲載された「決算公告」で判明した。

同社は、スマートフォンゲームなどゲームサービスの企画・開発・運営を主な事業内容としており、『グランドサマナーズ』や『東方LostWord』を運営しているほか、23年7月には新作『マブラヴ:ディメンションズ』のサービスを開始した。

損益計算書が出ていないため、売上や営業利益など詳細は不明だが、同社によると、7月にリリースした「マブラヴ:ディメンションズ」が寄与したほか、「グランドサマナーズ」と「東方LostWord」が国内・海外で伸びた。

「グランドサマナーズ」は国内・海外で実施しているIPコラボが好評で、運営7年目にしてユーザー数と売上が過去最大を達成したという。「東方LostWord」も新機能の実装、3.5周年イベントによりユーザー数、売上とも昨年より伸びた。

なお、費用面では、4本の新作開発と積極投資を行ったことで減益になったとのこと。資産計上せず費用処理しているようだ。うち1本は「學園文豪ストレイドッグス」だ。事前登録を受け付けており、リリースに向けて開発を行っている。

続く2024年9月期は、リリース中のタイトルで安定収益を出しながら、次の成長に向けた先行投資を行っていく。売上は前期から1.5倍の成長を目指しているそうだ。