『崩壊:スターレイル』はリリースわずか3カ月で累計収益5億ドル(730億円)を達成 収益成長では圧倒的1位に Sensor Tower調査

 

Sensor Tower(センサータワー)は、『崩壊:スターレイル』に関して、2023年4月28日のリリースから2023年7月までに世界累計収益が5億ドル(730億円)を記録したとするレポートをまとめた。2023年の収益成長量で見ても圧倒的ナンバーワンとなっており、リリースからこれまでに行われた2回のアップデート時にも着実にランキング上位に入っているという。

レポートによると、最大の市場は中国で、収益全体の38%を占めているそうだ。日本は収益シェア2位で25%となっており、アメリカ(13%)、韓国(7%)、台湾(4%)と続く。リリース直後から大きな収益を上げているとし、レポートをまとめたHideyuki Tsuji氏は「世界のモバイルゲーム全体で見た場合も突出している」と指摘した。

 

2023年1月から7月における世界のモバイルゲーム収益成長量でも圧倒的ナンバーワンだという。2位はモバイルパーティーゲーム『蛋仔派对』(NetEase)だが、『崩壊:スターレイル』はその2倍の収益成長量があるという。『ガーデンスケイプ』や『ロイヤルマッチ』もTOP5に入っているが遠く及ばない。

 

パブリッシャーであるmiHoYoの収益シェアでも同タイトルの存在は際立っているという。Sensor Towerのデータによると、同作リリース前の2023年1月1日から4月25日までの世界におけるmiHoYoのモバイルゲーム別収益シェアを見ると『原神』が90%を占めたが、4月26日から7月31日までの期間では『原神』32%に対し、『崩壊:スターレイル』が64%とトップシェアとなった。

 

 

ただし、この期間における『原神』の世界収益は2億ドルを突破しているともTsuji氏は指摘した。『崩壊:スターレイル』が大ヒットした影響で、『原神』の収益が大きく落ち込んだわけではないということだ。一種の「共食い」の可能性を否定するものだ。

レポートでは、このほか、効果的なアップデートと収益に関してもまとめているので、それについては下記レポートを確認してほしい。

 

スターレイルがリリース3ヵ月で世界収益5億ドルを達成、2023年の収益成長量で圧倒的ナンバーワンに
 https://sensortower.com/ja/blog/star-rail-achieved-500m-dollars-in-global