GMO NIKKO、ソーシャル広告に特化した子会社GMOユナイトエックスと動画広告に特化した子会社GMOプレイアドを設立

GMOインターネット<9449>グループのGMOアドパートナーズ<4784>の連結子会社で総合インターネット広告代理事業を展開するGMO NIKKOは、「ミッドファネル」向け広告展開を戦略的に推し進めるべく、ソーシャル広告に特化したGMOユナイトエックスと、動画広告に特化したGMOプレイアドの2社を子会社として設立した。

近年、インターネット広告市場は成長を続けており、2017年のインターネット広告媒体費は前年対比17.6%増の1兆2,206億円に達している。このうち、取引手法別では運用型広告が全体の77.0%と、圧倒的なシェアを占めている。また、広告種別ではビデオ(動画)広告が大きな成長を続け、2017年は前年比32.9%増の1,155億円に到達、2018年は1,612億円規模に拡大すると予測されている。

こうした市場環境においてGMO NIKKOは、検索連動型広告やディスプレイ広告といった運用型広告を中心に、デジタルマーケティングの強みを活かした広告主の課題解決につながるマーケティングソリューションを提供している。ファネルのフェーズでは、精緻なターゲティングが求められる「ロウワーファネル」向けの広告配信・マーケティングを得意領域としている。

このような中、インターネット広告市場の成長に伴って、広告の活用の幅も拡大しており、実際に広告主からも、消費者が購入検討へ移行する前段階の、商品やブランドへの興味・関心を喚起する「ミッドファネル」向けの施策を求める声が増加している。中でもソーシャルメディアと連動したインターネット広告であるソーシャル広告や、昨今成長を続ける動画広告は、「ミッドファネル」や「アッパーファネル」へのアプローチ手法として活用のニーズが高いことから、GMO NIKKO内で専門部署を設置し、随時拡大してきた。

そして今回、GMO NIKKOは、今後さらに「ミッドファネル」向けのニーズが拡大していくことを見据え、ソーシャル広告および動画広告それぞれの分野に特化した組織を通じて、広告主の幅広い要望に応えるべく、ソーシャル広告に特化したGMOユナイトエックスと、動画広告に特化したGMOプレイアドの2社を設立した。

今後、GMOユナイトエックスとGMOプレイアドは、GMO NIKKOと共同で営業活動を行っていく。これにより、GMO NIKKOがこれまで得意としてきた「ロウワーファネル」から、この度強化する「ミッドファネル」「アッパーファネル(興味・関心層)」に至るまで、各領域に対応した総合的なマーケティング施策を企画・提案していく。

※ファネルとは「漏斗」の意。商材・サービスに対して、消費者の認知から購入(申し込み)に至るまでのプロセスをフェーズに分けて表すマーケティングの考え方の一つで、ミッドファネルは[興味・関心~購入・比較検討]段階を指す。ミッドファネルの上下に、商材の[認知~興味・関心]段階であるアッパーファネル、[購入検討~購入のアクション]段階であるロウワーファネルがそれぞれあり、一般にこの3層構造の図を指してパーチェスファネルと呼ぶ。



<GMOユナイトエックスの概要>
社名:GMOユナイトエックス株式会社
所在地:東京都渋谷区道玄坂1丁目16番3号 渋谷センタープレイス
代表者:代表取締役 稲葉 裕一郎
主な事業内容:SNSを中心としたソーシャル広告を活用したマーケティング・PRの企画・提案

<GMOプレイアドの概要>
社名:GMOプレイアド株式会社
所在地:東京都渋谷区道玄坂1丁目16番3号 渋谷センタープレイス
代表者:代表取締役 冨岡 信之
主な事業内容:動画広告領域に特化したWebマーケティングの企画・提案
GMO NIKKO株式会社
https://www.koukoku.jp/

会社情報

会社名
GMO NIKKO株式会社
設立
2009年8月
代表者
代表取締役社長 佐久間 勇
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