12月3日付けの新聞記事 セプテーニがSAPの海外進出支援を開始

 セプテーニがSAPの海外進出を支援する事業を開始するとの報道がありました。

■セプテーニ、ソーシャルゲーム各社のアジア進出支援 中韓の市場調査

 12月3日付けの日経産業新聞は、セプテーニ・ホールディングス<4293>がソーシャルゲーム各社のアジア進出を支援すると報じています。報道によれば、事業子会社のセプテーニが中国や韓国の調査モニターを活用し現地でマーケティング調査を実施、データを含めたリポート形式で提供する、とのこと。発注から完成まで約3週間の予定で、価格は20万円から。同社では、ソーシャルゲーム市場は国内外で急拡大しているが、アジアでの需要の伸びが今後高まると判断したそうです。

 

■カプコン、「モンハン」新作好調 ソーシャルゲームを戦略的に活用

 12月3日付けの日経産業新聞は、カプコン<9697>が「モンスターハンター」のヒットを通じて、成長軌道への回帰を目指している、と報じています。「モンスターハンター」ユーザーのさらなる拡大に向けてソーシャルゲームを戦略的に活用したケースが紹介されています。同社は、8月より、「モンハン日記 モバイルアイルー村」などソーシャルゲームの配信を開始しましたが、従来とは異なる女性層から支持を集めることに成功し、新規ユーザーの開拓やファンクラブの会員の増加につなげた、とのこと。ゲームの画面からファンクラブサイトに効果的に誘導し、会員数を100万人超にしただけでなく、会員には体験版を配信する特典をつけました。ソーシャルゲームを収益源とするだけでなく、「販促ツール」としても活用しているそうです。同社では、今後、ゲーム市場の変化に対応するため、海外委託を増やすなど開発体制の見直しを行うとともに、ソーシャルゲームを積極的に投入していくようです。

 

■アムジン、コンテンツ二次利用仲介サイトを開設

 12月3日付けの日経産業新聞は、アムジンがコンテンツの二次利用を仲介するサイト「コンテンツ・リプロデュース」を開設した、と報じています。アニメ原作のゲーム化などを促すために、権利者と借り手の情報を提供するもので、サイトの登録料は無料で仲介成立時に費用が発生するとのこと。アムジンは約300社のコンテンツ保有者情報を持っているそうです。