【ゲーム株概況(4/10)】AI関連の材料浮上でHEROZが大幅続伸 米子会社の上場申請書類提出のサイバーステップは小反発 U-NEXT HDは利益確定売りに押される
4月10日の東京株式市場では、日経平均は3日ぶりに反落し、前日比191.32円安の3万9581.81円で取引を終えた。イランによるホルムズ海峡封鎖の可能性が報じられたことで、中東の地政学的リスクが意識されたこともあり、前日までの上昇に対する利益確定の売りが先行した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、HEROZ<4382>が大幅続伸した。HEROZは、静銀信用保証で住宅ローン審査業務に活用する不正検知AIシステムの運用を開始したと発表したことが株価の評価材料となったようだ。
また、AI関連の連想からmonoAI technology<5240>も買われた。
子会社BloomZの米国IPOおよびCBOE上場のための申請書類を提出したと発表したサイバーステップ<3810>は3日ぶりに反発し、一時は300円台を回復する場面もあったが、買い一巡後は上げ幅を縮小した。
ほか、マイネット<3928>やアエリア<3810>などもしっかり。
半面、前日4月9日に好決算と通期業績予想の上方修正、配当予想の増額を発表したU-NEXT HOLDINGS<9418>は、利益確定の売り物に押されて反落した。
サンリオ<8136>や東映アニメ<4816>、サイバーエージェント<4751>なども安い。
NFT関連で直近動意づいていたコムシード<3739>は4日ぶりに反落した。
会社情報
- 会社名
- サイバーステップ株式会社
- 設立
- 2000年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 佐藤 類
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高74億1600万円、営業損益13億5300万円の赤字、経常損益14億8800万円の赤字、最終利益20億9700万円の赤字(2022年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3810
会社情報
- 会社名
- HEROZ株式会社
- 設立
- 2009年4月
- 代表者
- 代表取締役Co-CEO 林 隆弘/代表取締役Co-CEO 髙橋 知裕
- 決算期
- 4月
- 直近業績
- 売上高29億8000万円、営業利益2億5700万円、経常利益2億1600万円、最終損益5億7400万円の赤字(2023年4月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4382
会社情報
- 会社名
- 株式会社U-NEXT HOLDINGS
- 設立
- 2009年2月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 宇野 康秀
- 決算期
- 8月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9418