ウェルプレイド・ライゼスト、23年10月期決算は9月発表予想を上回って着地 クライアントワークサービスで第4四半期が納品の案件を複数受注

  • ウェルプレイド・ライゼスト<9565>は、12月13日、2023年10月期の連結決算を発表、この期が初の連結決算となるため、前年同期比較はないものの、9月に発表した業績予想を上回って着地した。

    主にクライアントワークサービスにおいて、第4四半期に納品となった案件を複数受注したことで、売上高が想定を上回る形となった。

    売上高22億6400万円(従来予想比2.0%増)
    営業利益1400万円(同374.1%増)
    経常利益100万円(従来予想900万円の赤字)
    最終損益500万円の赤字(同800万円の赤字)

    eスポーツイベントの企画・運営を行う「クライアントワークサービス」では、下期に開催を予定していた一部の案件において、クライアント企業に起因した案件の中止や規模の縮小が発生した。一方で、新たなオフラインイベントのニーズは増加傾向にあり、営業体制を強化し積極的な営業活動を行った。

    eスポーツ選手・実況者・解説者・インフルエンサー等の「パートナー」のサポートを軸とした「パートナーソリューションサービス」では、eスポーツチームやインフルエンサーのIPを活用したグッズ制作やタイアップ等の企画・仲介を行い、パートナーの価値向上に努めた。

    eスポーツの新たな価値を創造することを目的とする「ビジネスデザインサービス」では、「LIMITZ」の共同開催者である有名eスポーツチームのスポンサー協賛の獲得支援が順調に進捗する中、10月1日に「LIMITZ」では初となるオフラインイベントを開催した。会場では競技プログラムだけでなくステージ観覧以外でも楽しめるコンテンツなどを提供し、当日は1000人以上のファンが来場し盛況のうちに終了した。

  • ■今期は利益の大幅回復を見込む

  • なお、2024年10月期の連結業績予想については、以下のとおり。

    売上高26億円(前期比14.8%増)
    営業利益1億5000万円(同954.7%増)
    経常利益1億5000万円(同9253.0%増)
    最終利益9500万円

GLOE株式会社
https://gloe.jp

会社情報

会社名
GLOE株式会社
設立
2015年11月
代表者
代表取締役 谷田 優也/代表取締役 髙尾 恭平/代表取締役 古澤 明仁
決算期
10月
直近業績
売上高22億6400万円、営業利益1400万円、経常利益100万円、最終損益500万円の赤字(2023年10月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
9565
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