ThinkingData、ユーザー接点の創出・管理・効果測定を行う新機能「エンゲージモジュール」をローンチ

ゲーム特化型の統合データソリューション「ThinkingEngine」を提供するシンキングデータ(以下、ThinkingData)は、9月20日にデータアナリティクスモジュールに加え、エンゲージモジュールを正式にリリースした。

新たにリリースされたエンゲージモジュールは、アプリプッシュやアプリ内ポップアップなどの顧客接点を生み出す機能を備えることで、ゲームの運営を支援する。

◆リテンションを高める秘訣は細やかな運営と接点管理
あらゆるゲーム会社で、ユーザーをどのように引き留めるかは大きな課題で、多様化したユーザーのニーズを的確に捉え接点を管理することが重要である一方、ほとんどの企業はその「細やかな運営」から程遠いことが現状だ。

例えば、、、
・ユーザーのゲーム内行動を正確に把握できておらず、効果的な施策立案に繋がっていない
・チーム内で施策の管理が煩雑なため、最適な施策実行のタイミングを逃す
・施策実行後の対象ユーザの行動データを深掘りすることができずPDCAが回せてない

◆エンゲージモジュールで既存ユーザーの満足度を高める

ThinkingEngineのエンゲージモジュールは、ユーザーのセグメント作成、顧客接点施策の作成・実行・管理、効果測定、リスク管理(承認機能や取り消し機能)を一体化したAll in Oneの「細やかな運営」を実現する。

◆細かな運営を実現する様々な機能

  • ユーザーのセグメンテーション

    ThinkingEngineのデータ基盤を土台とすることで、リアルタイムのユーザー行動に基づいた条件設定でセグメントを作ることができる。

  • 様々なチャネルに対応

    アプリプッシュやWebhookを用いたアプリ内メッセージやポップアップの施策実行が可能。

  • 施策実行・管理の自動化で煩雑な作業を削減

    外部のチームメンバーの支援を必要とせずに、プランナーは施策を立案、実行、効果測定、深堀分析まで行うことができる。

  • 多言語、多タイムゾーンでグローバルな運営まで支援

    特定の地域に所在するユーザーに対して現地時間に基づいて施策を実行することができる。

  • 施策の効果測定と深堀分析により、PDCAを回す

    単純なアプリ起動だけでなくデータ基盤内のデータを全て活用した細かいゴール設定や深堀分析することができる。

◆様々なシーンで活用で可能

ゲームのライフサイクルにおいて様々なシナリオやユーザーのニーズに対して、キャンペーン告知、行動促進、復帰促進、ユーザーケアなどパーソナライズされた施策を実行することで、ビジネスの成長を継続的に活性化させる。

例えば、、、

  • キャンペーン通知

    キャンペーンのリリース通知を送信し、継続率とコンバージョン率を向上させる。

  • 行動促進

    ゲームに進行度に応じた的確なガイダンスでユーザーのゲーム進行を進める。

  • 復帰促進

    離脱ユーザーにリコールコンテンツを送信することで、復帰を促進する。

  • ユーザーケア

    ユーザーの誕生日や登録記念日などにギフトを送信し、より良いユーザーエクスペリエンスを作り出す。

今回のアップデートで、ThinkingEngineはデータからインサイトを生み出す可視化機能に加えて、ユーザーと接点を創出・管理するケイパビリティを獲得した。