カヤック、スポーツ総合サービス事業を展開するスクールパートナーを買収　子どもたちの多様な関心領域やコンテンツをテーマに教育サービスを開発、提供へ

カヤック<3904>は、スポーツ総合サービス事業を展開するスクールパートナーの株式を8月31日付で取得し、子会社化したことを発表した。具体的な取得額は非開示。

スクールパートナーは、埼玉西武ライオンズベースボールスクールをはじめとした幼児・小学生向けスクールから高齢者にターゲットを絞ったフィットネススクールまで、幅広い年代に向けてスポーツスクールを展開している。また、海外においても、ベトナム、シンガポールなど東南アジアを中心に独自の指導スタイルを展開している。

さらに、IT技術を駆使したスポーツソリューションや運用方法のコンサルティングなど、多岐にわたって事業を拡大している。“スポーツ総合サービス企業”としてスポーツに軸足を置きながら「咲かせようスマイルつなげようスポーツで」を合言葉に、「日本発、世界に通用するスポーツ企業」を目指している。

今回のスクールパートナーとの資本提携により、既存のスポーツ領域のみならず、動画作成や配信、まんが、カードゲームなど、子どもたちの多様な関心領域やコンテンツをテーマに教育サービスを開発、提供していくことを想定している。スクールパートナーが有するスクール事業の知見と、カヤックの持つコンテンツ開発やコミュニティ活性化の技術を組み合わせ、あたらしい教育事業を展開していく中で、グループ全体としての競争力強化と企業価値向上を目指していく。

なお、この子会社取得によるカヤックの今期連結業績に与える影響は軽微である見込みだが、今後開示すべき事項が生じた場合には、別途開示するとしている。