セガXD、電通と『Roblox』上で企業向けブランド公式ゲームの開発サービスを提供開始

セガ エックスディーは、電通と、世界最大級のメタバースプラットフォームである『Roblox』上で企業のブランドコミュニケーションを実現する公式ゲーム開発サービスの提供を開始したことを発表した。

『Roblox』とは、デイリーアクティブユーザー数が5880万人を超える世界最大級のオンラインメタバースプラットフォーム。自身のアバターを作成し、何00万もの没入型デジタル体験を探索することができる。また、ユーザー自身がゲームクリエイターとして独自のインタラクティブな体験を作成、公開し、収益化することもできる。

誰もがクリエイターとして参入できるハードルの低さと、それによる体験の幅の広さが、プラットフォームの人気拡大につながっている。「メタバース」が2023年のトレンドテーマになっていることもあり、『Roblox』は世界的に注目されているプラットフォーム。

ファッション、スポーツ、音楽など世界的に有名なブランドをはじめ、業界を問わず様々な企業が『Roblox』のプラットフォームを活用し、自社ブランドを表現した没入型の公式バーチャル体験を実現している。今後日本においても『Roblox』内で企業と生活者のコミュニケーションの場として、活用シーンが増えると予想しているという。

 

企業向け公式ブランドゲーム開発の内容について

今回の取り組みでは、『Roblox』内で自社の公式バーチャル体験を作ることによって、以下4点のアプローチが可能になる。

1.ブランドの世界観としてのゲーム開発
2.自社新規事業
3.ゲーム内のキャラクターやアイテムとしての商品登場
4.ゲーム内広告出稿

『Roblox』での公式開発はフルスクラッチ開発に比べて初期開発&運用共に低コストであること、若い世代を含む数00万人のユーザーにアプローチできることが強み。

 

本件提携内容とセガ エックスディーの役割

人々を夢中にさせるゲーミフィケーションを中心とした技術やデザイン、世界観をつくる力と、日々研究開発を進めるAR/VRなどの最新テクノロジーを掛け合わせ、人々の“感情を動かす"ノウハウを強みに一気通貫で企業課題・社会課題の解決に取り組んでいる。

ゲーミフィケーションナレッジおよびクライアント企業向けの各種ブランディング用の公式ゲーム開発の知見を活かし、各企業やサービスにマッチする自然な世界観とゲームバランスを考慮し、「最適かつ新しいブランド体験を創出」をサポートする。

 

今後の展望

『Roblox』での公式ブランド体験の展開を支援するとともに、メタバース領域に関する事業開発も平行して各種実証や推進する。

また近年注目されているエデュテインメント(Edutainment)= Education(教育)+ Entertainment(娯楽)分野でのサービス開発や支援を行っていく予定。

今後も同社は人々を夢中にさせるゲーミフィケーションを中心とした技術やデザイン、世界観をつくる力と、日々研究開発を進める AR / VR などの最新テクノロジーを掛け合わせ、人々の“感情を動かす"ノウハウを強みに一気通貫で企業課題・社会課題の解決に取り組んでいく。

セガ エックスディー(セガXD)
https://segaxd.co.jp/

会社情報

会社名
セガ エックスディー(セガXD)
設立
2016年8月
代表者
谷 英高
決算期
3月
上場区分
未上場
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