【ゲーム株概況(10/26)】朝高も米国市場への警戒感から先物主導で下落 上方修正のタカラトミーが高い ドリコム、サイバーエージェントが売られる
10月26日の東京株式市場では、日経平均株価は続落。朝方は買いが先行したものの、アマゾンやアルファベット(Googleの持株会社)などが時間外取引で大幅安となったことを受けて、今晩の米国市場への警戒感が強まり、先物主導で下落した。一時は2万1000円を割り込む場面があった。
こうしたなか、ゲーム関連株の動きを見てみると、タカラトミー<7867>が買われた。この日、2019年3月通期の連結業績予想を上方修正したことが好感された。営業利益予想を100億円から135億円に引き上げた。「リカちゃん」「プラレール」、「デュエル・マスターズ」などの販売が好調に推移するとともに、「ベイブレードバースト」の海外向け輸出なども増加した。シリコンスタジオ<3907>も大幅高。
他方、業績予想を下方修正したドリコム<3793>が売られ、年初来安値を更新した。第2四半期累計の連結業績予想を下方修正し、売上高を59億円から55億6000万円、営業損益を5億5000万円の赤字から5億8000万円の赤字にそれぞれ引き下げたことが嫌気されたようだ。
前日決算発表を行ったサイバーエージェント<4751>も大幅安。2018年9月期の営業利益は302億円と計画どおりの着地となったが、2019年9月期の「AbemaTV」への投資を継続するため、営業利益は横ばいの300億円を見込んでいる。投資するAbemaTVについてはアクティブユーザー数が伸び悩んでいるのではないかとの懸念が一部出てているようだ。
このほか、前日に決算説明会を開催したブロッコリー<2706>がストップ安まで売り込まれた。
【ゲーム関連株】
こうしたなか、ゲーム関連株の動きを見てみると、タカラトミー<7867>が買われた。この日、2019年3月通期の連結業績予想を上方修正したことが好感された。営業利益予想を100億円から135億円に引き上げた。「リカちゃん」「プラレール」、「デュエル・マスターズ」などの販売が好調に推移するとともに、「ベイブレードバースト」の海外向け輸出なども増加した。シリコンスタジオ<3907>も大幅高。
他方、業績予想を下方修正したドリコム<3793>が売られ、年初来安値を更新した。第2四半期累計の連結業績予想を下方修正し、売上高を59億円から55億6000万円、営業損益を5億5000万円の赤字から5億8000万円の赤字にそれぞれ引き下げたことが嫌気されたようだ。
前日決算発表を行ったサイバーエージェント<4751>も大幅安。2018年9月期の営業利益は302億円と計画どおりの着地となったが、2019年9月期の「AbemaTV」への投資を継続するため、営業利益は横ばいの300億円を見込んでいる。投資するAbemaTVについてはアクティブユーザー数が伸び悩んでいるのではないかとの懸念が一部出てているようだ。
このほか、前日に決算説明会を開催したブロッコリー<2706>がストップ安まで売り込まれた。
【ゲーム関連株】
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751
会社情報
- 会社名
- 株式会社ドリコム
- 設立
- 2001年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 内藤 裕紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高108億円、営業利益22億8100万円、経常利益21億9200万円、最終利益11億5900万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3793
会社情報
- 会社名
- 株式会社タカラトミー
- 設立
- 1953年1月
- 代表者
- 代表取締役会長CEO 富山 幹太郎/代表取締役社長COO 小島 一洋
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1872億9700万円、営業利益131億1900万円、経常利益120億4300万円、最終利益83億1400万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7867