ダズル、VRプロダクトの分析・運用サービス「AccessiVR」をローンチ ユーザーのVR体験の可視化が可能に


ダズルは、8月7日、アジア初のVRプロダクトの分析・運用サポートサービス「AccessiVR」(以下「アクセシブル」)を正式リリースしたと発表した。

アクセシブルは、ユーザーのVR体験を可視化することで、サービスを改善し、目標を達成することをサポートするためのグロースハックツールとなる。視点データをはじめとした様々なVR利用データを取得し、ユーザーのVR体験を可視化するというものだ。

詳細はこちら:https://accessivr.io/

既に、先日、VR×ライトノベルがコンセプトの『Innocent Forest』をリリースしたMyDearestや、VRクリエイターの支援を行っているLIFE STYLE、その他数社の企業が導入が決定している。


■AccessiVR(アクセシブル)機能紹介

・分析可能な項目



VRサービスの分析・改善に必要なデータを、様々な角度から取得し、表示する。

・基本KPI:利用人数など、基本項目の取得
・コンテンツ解析:オブジェクトの閲覧数や閲覧時間、360°動画の視聴時間やヒートマップなど
・ユーザー行動解析:3Dコンテンツにおけるユーザーの位置や視線などの行動データ


■主要機能

・タイムライン機能




視線の向き、移動、(任意に設定した)アクションなど別々にVR体験した複数ユーザーの動きを同じ時間軸に合わせて同時再生することでユーザー間の動きの違いを比較できます。また任意のユーザーにフォーカスして行動を確認することが可能となる。

・セクションサマリー機能




 
3DCGコンテンツ内でのユーザーの位置データ(コンテンツ内のどこにいたかや、特定の行動をした場所)をヒートマップ形式で表示する。

・動画ヒートマップ機能



動画の再生に合わせて視点情報をヒートマップで表示します。


■今後の実装予定機能

1)属性データ取得機能
性別、年齢、利用場所、居住地域、任意条件が取得可能。
上記ユーザー属性を取得することで、ユーザー属性によるコンテンツ利用の違いを見ることができる。

2)バイタルデータ取得機能
ウェアラブルなIoTデバイスにより、脈拍数データを取得する。
視点データと組み合わせることで、何を見たときに脈拍数が上がったのか、つまりVR体験によるユーザーの感情を可視化し、理解することができる。


■利用可能環境



1)利用可能コンテンツ:VRゲーム、VR映像、360度動画
2)対応環境:実店舗、プラットフォーム
3)対応デバイス:Gear VR、Oculus Rift、HTC VIVE、Daydream(2018年実装予定)、android、iPhone
4)対応エンジン:Unity、Unreal Engine(2018年実装予定)
※Androidは、2017年8月時点ではARMv7対応のCPUを搭載した端末のみの対応となる。
※SDKをコンテンツに組み込むだけで、上記環境に対応が可能だ。


■料金プラン


 
ご利用シーンに応じた「プラットフォームプラン」「実店舗プラン」を用意している。また、オプションとして「レポーティング」を選ぶ事ができる。上記はサービスリリースを記念した期間限定の特別価格となる。「レポーティング」では、利用したユーザーデータを整理し、考察を加えてレポート形式で納品する。


■販売代理店の募集について

ダズルでは、アクセシブルの販売代理店様を募集している。代理店経由で契約したクライアント(の該当アプリ)からの利用料金(オプション費用含む)のうち、30%を販売手数料として代理店に支払う仕組みだ。

オプションの「レポーティング」につきましては、代理店で制作していただくか、ダズル任せるか選べるので、利用シーンに応じた相談が可能となる。代理店でレポーティングを制作される場合は、レポーティング費用(7万円)のうち、30%がサービス利用手数料となる。

 
 

公式サイト