インタラクティブブレインズ、MWC2013に『キング・オブ・プロレスリング AR(仮)』を参考出展

インタラクティブブレインズは、ブシロードが展開するトレーディングカードゲーム「キング・オブ・プロレスリング」のAR拡張アプリ『キング・オブ・プロレスリングAR(仮)』(試作)をMobile World Congress2013の米国クアルコム社ブースに参考出展したことを明らかにした。 今回出展されたアプリは、トレーディングカードゲーム「キング・オブ・プロレスリング」におけるレスラーの迫力あるアクションやオンラインバトルでの対戦を3DAR技術を用いて可視化するゲームアプリ。現行サービスでは、シンプルに表現されているアクションバトルを、3DCGのリアルな表現で好きな角度から観戦したり、多くの技の中からお気に入りのものを何度でも見ることができる。 今回、インタラクティブブレインズでは、ブシロードの協力を得て「カードゲーム」「プロレスリング」「クラウド」「AR」という組み合わせに着目し、そのコンセプトアプリを世界の舞台に持ち込むことで多くの意見を集め、実用化への本格的な検証を行ったという。現在運用中のオンラインカードバトルアプリはそのままに、そこで得た実績やアイテムと連動し、ユーザーの楽しみ方を広げ、コンテンツの世界観そのものへのロイヤリティを高めてもらうことが狙い。     なお、技術要素として、3DARで実績を重ねてきた開発技術に加え、米国クアルコム社の最新ARソリューション「Vuforia」の技術を活用した。その特徴は以下のとおり(リリースからの抜粋)。 特徴1:クラウド型認識 多くの種類を擁するトレーディングカードとARの連動をはかる際には認識画像数の上限問題がありますが、「Vuforia」はクラウドへの問合わせによる認識技術を採用し、理論的には数百万のターゲットを対象とする事が可能です。今回、クアルコム社との提携により最新バージョンの「Vuforia」に一般公開前からアクセスする事で、いち早く実装を実現することができました。 特徴2:高度な3D表現 「Vuforia」には最高の品質を求める3DゲームでデファクトスタンダードになりつつあるUnity3Dとのエクステンションによる融合が準備されているため、容易に高度な3D表現が可能です。加えて弊社の実績あるアニメーション技術によりCGのレスラーとは思えない生き生きとしたアクションの再現も実現されています。 特徴3:ユーザー設定ターゲット さらに「Vuforia」の大きな特徴として、ライブカメラで取り込んだイメージを即座にARターゲットとして利用するUDT(User Define Target)という機能があり、本アプリにも「AR Stand In」という形で実装されています。この機能を利用する事で、ユーザーはこれまでのモバイルARでは体験した事の無い自由度の高い拡張現実を楽しむことができます。       (C) New Japan Pro-Wrestling Co,.Ltd. All right reserved. (C) bushiroad All Rights Reserved.