ACCESSの3Qは営業益7.98億円、黒字転換…研究開発費中心とするコスト削減で

ACCESS<4813>は、本日(11月30日)、第3四半期(2~10月期)の連結決算を発表し、売上高79億6200万円(前年同期比15.5%減)、営業利益7億9800万円(前年同期6億1400万円の赤字)、経常利益9億4100万円(同6億8700万円の赤字)、四半期純利益19億6100万円(同19億1500万円の赤字)だった。     フィーチャーフォン向けのNetFront関連の収益が大きく落ち込んだものの、ネットワークソフト「ZebOS」や「Stratosphere SDN Platform 1.0」が伸びたほか、電子出版プラットフォーム「ACCESS Digital Publishing Ecosystem」が収益者に採用されるなど急拡大した。 営業利益、経常利益、最終利益が大幅に改善しているが、これは主に販売管理費の削減によるところが大きいようだ。前年同期66億6300万円が計上されていたが、今期は43億1000万円に急減した。そのうち、研究開発費が同24億7200万円から11億8500万円となった。人員は、846人から610人に減少している。   ■2012年1月期の見通し 2012年1月期は、売上高110億円(前期比20.2%減)、営業利益11億5000万円(同313.3%増)、経常利益13億円(同438.9%増)、当期純利益18億円(前期43億1500万円の赤字)を見込む。  
株式会社ACCESS
http://jp.access-company.com/

会社情報

会社名
株式会社ACCESS
設立
1979年4月
代表者
代表取締役 大石 清恭
決算期
1月
上場区分
東証プライム
証券コード
4813
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