【メディアクリエイト調査】2011年度のトレーディングカードゲーム市場は1000億円を突破

ゲームの調査会社メディアクリエイトは、2011年度(2011年4月4日~2012年4月1日)のトレーディングカードゲームの販売金額の累計は1006億1300万円となり、その市場規模は1000億円を突破したことを明らかにした。2010年度との比較では、165億7000万円増で、前年度比は19.7%増だった。 同社によれば、年度内のシリーズ別販売金額シェアは、「遊戯王OCG」がトップで33.23%、2位は「デュエルマスター」で17.95%だった。この2つのシリーズが、トレーディングカードゲーム市場をけん引しており、前年度対比でそれぞれ117.33%増、128.70%増と伸張している。 3位には「ヴァンガード」が入った。販売金額シェアは7.98%だが、昨年2月に発売された新シリーズで、大幅なシェア拡大となった。全体として10代前半に支持されるシリーズが伸びた一方で、大人向けについては減少となったという。 メディアクリエイトでは、2009年秋よりトレーディングカードゲームの月次販売データの集計を開始し、2010年4月より本格的な配信を行っている。今後も継続的に市場調査を行っていく、としている。     メディアクリエイト   Copyright © 2012 Media Create Co., Ltd. All rights reserved.