テラネッツ、総額2億円の第三者割当増資を実施 債務超過回避、上場維持へ

 テラネッツ<2140>は、12月1日、総額2億円の第三者割当増資を行うと発表しました。割当先は、京都きもの友禅創業者で知られる河端繁氏で、発行する株式数は3万0770株、1株当たりの発行価額は6500円となります。  調達した資金の使途については、3Dコンテンツなど新しい技術に対応できるクリエーターの募集や、受託生産性向上のためのシステム構築、有利子負債の圧縮、新サービスの運営費及び人件費に充当する、としています。  また、第3四半期に3100万円の債務超過となっていましたが、これも回避される見込みで、札幌証券取引所アンビシャスにおける上場も維持される見通しです。また、資金繰りの問題も改善される、としています。  なお、今回の増資により、河端繁氏の持ち分は、発行済み株式総数の69.99%と過半数を超えることになります。