ブレインパッド、ソーシャルゲームの大容量データ分析支援サービスを開始

ブレインパッド<3655>は、2月末より、ソーシャルゲーム向けとして、分析支援サービスを開始する。併せて、別途受託による分析コンサルティングも開始する。ソーシャルゲームでデータ分析を行いたいが、分析ノウハウや手法が十分にない、すでに実施しているがさらに強化したい、という会社にはぴったりかもしれない。 同社では、ソーシャルゲームの特徴である大量のゲームデータを蓄積・処理できる大規模分析用データベースと、迅速な意思決定を支援する分析ツールをPaaS(Platform as a Service)モデルで提供する。クラウドサービスである「アマゾンウェブサービス」とEMC社の超並列処理データベース「Greenplum Data Computing Appliance」を採用し、1日あたりログ量で数十ギガを超える人気ゲームのデータ分析を高速に行うことができるという。 また、オープンソースBIツール「Pentaho」をフロントエンドツールとして採用し、ブレインパッドがデータ分析ノウハウと併せて提供することで、現場の担当者が直接データに触れ企画・施策に反映させていく改善サイクルを実現できるとのこと。 なお、料金体系は月額10万円(税抜)からの蓄積データに応じた従量課金制を予定しており、リリース間もない数万人規模のゲームから数百万人規模の人気ゲームまで、用途に応じて幅広く利用できる、としている。