大和証券CM、KLabの営業益予想を15億円から44億円に上方修正…マルチPF展開や新作を評価

大和証券キャピタル・マーケッツ(CM)は、12月22日付のKLab<3656>のレポートで、同社の業績予想を上方修正した。2012年8月期の売上高を89億7000万円から162億2000万円(前期比186%増)、営業利益予想を15億円から44億5000万円(同363%増)と大幅に引き上げ、2013年8月期は売上高182億7000万円、営業利益52億円になる見通しとした。レーティングは付与していない。 同証券によれば、今回の修正の理由について、ソーシャルゲームの成長が続くと想定したとのこと。全体の売上に占めるソーシャルゲームの売上高は全体の予想売上高162億円のうち、144億円になると想定している模様。 従来、2011年8月期に投入したソーシャルゲームの売り上げが漸減するとみていたものの、プラットフォームの横展開などにより維持可能とみているとのこと。「キャプテン翼」や「恋してキャバ嬢GP」は、Mobageだけでなく、mixiやGREEでも展開している。また2012年8月期の新規タイトルについても、足元の動向から1タイトルあたり月商1億円前後で推移すると想定しているという。 このレポートでは、KLabの月商を10億円を超えていると推定し、gloops、gumiの3強の一社と位置づけられるとしている。ドリコムやクルーズについては月商5億円前後と推計しているとのこと。
KLab株式会社
http://www.klab.com/jp/

会社情報

会社名
KLab株式会社
設立
2000年8月
代表者
代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
決算期
12月
直近業績
売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3656
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