電通グループ、VRプラットフォーム事業やVRクリエイティブスタジオ事業を展開するambr社に出資

電通グループ<4324>は、VRプラットフォーム事業「仮想世界ambr(アンバー)」やVRクリエイティブスタジオ事業「ambr VR Studio」を展開するambr社に出資したことを発表した。具体的な出資額は非開示。

ambr社は、VRテクノロジーを活用したアジャイル開発のノウハウを有しており、VRならではのエンドユーザー体験設計やユースケースの創造を行っている。より具体的には、ユーザーが繰り返し訪れたくなる、そして新しいユーザーを招き入れたくなるようなVRプラットフォームや、ユーザーやコミュニティーと共に発展していく仮想世界の構築を支援するVRソリューションの開発・提供を推進しており、特にVR空間内を動き回って世界観の体験を拡張する回遊型バーチャル基盤を用いた「コミュニティーVRプラットフォーム」や「EXPO VRプラットフォーム」の創造を得意としている。

電通グループは、今回の出資を機に、こうしたambr社のVRケイパビリティーとグループならではの事業開発力、クリエイティビティー、ネットワークを掛け合わせることで、世界中の人々の体験価値をVRテクノロジーで進化させる新しいコミュニケーションやインタラクションをグローバルに創り出していくとともに、XR領域における3D広告、コマース、データマネジメントなどグループとしてのR&D施策の推進を加速させていく。

その中核を担うのは、世界145カ国・地域で事業展開する当社グループ全体のR&Dを推進する当社内組織「電通イノベーションイニシアティブ」(以下「DII」)のXRチームであり、DIIは電通ジャパンネットワーク5社(電通、電通テック、電通ライブ、電通デジタル、電通国際情報サービス)と共同で本年2月に発足させた共創型組織「XRX STUDIO(エックスアールエックス スタジオ)」と連携することで、顧客企業・パートナー企業との共創とそれぞれの事業成長を実現していく。

<ambr社の概要>
社名:株式会社ambr
所在地:東京都世田谷区代田6-12-33 Sビル1階
設立年月日:2018年8月15日
代表者:代表取締役 西村 拓也
事業内容:VRプラットフォーム事業、VRクリエイティブスタジオ事業
URL:https://ambr.co.jp