ユニティ、2020年のパンデミックによるゲームプレイヤーの行動変化をまとめた「2021ゲーミングレポート」の日本語版を無償公開



ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンは、親会社Unityがまとめた、COVID-19の大流行から1年間でプレイヤーとクリエイターの双方にとってゲームがどのように変化したかを包括的に見ることができる「2021ゲーミングレポート」の日本語版を無償公開した。Unityを使って開発または運営したコンテンツの月間アクティブユーザー数は28億人を超えており、本レポートはCOVID-19がゲームに与えた影響に関するレポートとしては最大のデータセットとなっている。
 
本レポートでの主な見解は以下のどおり:


コンテンツ追加が新しい収益を生む: 
プレイヤーを喜ばせ、惹きつけるような新しいコンテンツを作ることは、ゲーム開発者が最も優先すべきことであり続けている。ライブゲームに対する大規模な新コンテンツのアップデートは、同時接続ユーザー数を平均して11% 押し上げる効果を持つ。

クロスプラットフォーム、マルチプレイヤーゲームを作ることが成功の鍵となる:
2020年の成功は、すべてのプラットフォームにまたがる体験から生まれたものであり、どのシステムを所有していてもプレイヤーが一緒に参加できる能力を解き放ちた。2021年に向けて、調査対象となった開発者の96%が「マルチプレイヤーゲームの成功には、拡張性のあるクロスプラットフォームソリューションが重要である」と考えている。

平日が新しい週末: 
今では平日にゲームをする人が増えている。歴史的にゲームは多くの人が週末に予定するアクティビティだったが、2020年は週末のゲームプレイ時間が52%も平日に移行している。

ロックダウンはモバイルを含めたプラットフォームゲームの低迷を生まなかった:
モバイルプレイヤーはゲーム開発者の収益をこれまで以上に牽引しており、リリース初日のアプリ内購入は2020年3月のロックダウン開始時から増加傾向になり、その傾向は年間を通じて堅調を維持した。2020年のモバイルゲーム広告収入も8%増となっている、リリース初日のIAP(In-App Purchase: アプリ内課金)は2019年と比較して50%以上増えている。
 

Unity Operate Solutions担当シニアVP兼ゼネラルマネージャーであるイングリッド・レスティヨ(Ingrid Lestiyo)氏のコメント
「現時点で判断するのはまだ早いですが、 人々はCOVID-19によって家の中でゲームプレイする時間が増えた一方で、 仮にこのパンデミックが収束したとしても、 多くのプレイヤーが以前の習慣に戻る可能性はかなり低く、 今後もゲーム市場は成長し続けると思われます。 オンライン・エンターテイメント・コンテンツが、 これまで以上に多くの人にとってソーシャル・コネクションの礎となった2020年、 UnityのOperate Solutions部門はプレイヤーを夢中にさせるのに役立つ信頼性の高いスケーラブルなソリューションを提供してまいりました。 Unityの使命は、 Unityのテクノロジーによってクリエイターの皆さんがより多くの時間をコンテンツ制作に集中できるようにすることです。 2020年は多くのゲームスタジオにとって仕事のあり方が変化したかもしれませんが、 ゲームスタジオの成功を後押しするツールとは、 プレイヤーを満足させ、 あらゆる規模の開発者の収益増加をもたらし続けるものであることに変わりはありません」


Unityの「2021ゲーミングレポート」日本語版はこちらより無償で入手できる。
https://create.unity.com/2021-jp-game-report
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