ゲーム開発スタジオ「Theorycraft Games」が誕生 NetEaseが主導しシリーズAで3750万ドル(約40.4億円)を調達 ディープなPvP体験を目指す



Theorycraft Gamesは、本日(3月5日)、シリーズAの資金調達で3750万ドル(40億4500万円)を確保したことを発表した。NetEaseが今回の資金調達ラウンドを主導し、NEA、BITKRAFT Ventures、Griffin Gaming Partners、SISU Game Venturesと少数の戦略的エンジェル投資家から資金を獲得した。この資金は複数のプラットフォームで利用可能なコミュニティ主導型PVPゲームを作るための、熱意あふれる人材の採用及び多様性のあるチームの構築に利用される。

Theorycraft Gamesは、大手ゲーム会社のライアットゲームズ、ブリザード、バルブ、バンジーによって立ち上げられた。TheorycraftGamesの創設メンバーは、『リーグ・オブ・レジェンド』、『HALO』、『Destiny』、『オーバーウォッチ』、『VALORANT』、『Team Fortress2』などのゲーム業界で最も成功したゲームシリーズを手掛けた多彩な経歴の持ち主ばかり。

Theorycraft Gamesの創業者兼CEOのJoe Tung氏は『リーグ・オブ・レジェンド』の元エグゼクティブ・バイス・ プレジデントとして、そして、『Destiny』と『HALO』のエグゼクティブ・プロデューサーとして、これまで数十億ドル規模の代表的なゲーム制作に携わってきた。

Joe Tung氏 以外にも、CTOに『VALORANT』、『オーバーウォッチ』、『HALO』の元リードエンジニアであるMichael Evans氏、CCOにバンジーの元クリエイティブディレクターであるMike Tipulf氏、アートディレクターに『VALORANT』、『リーグ・オブ・レジェンド』、『Dota2』、『Team Fortress2』の元アートディレクターであるMoby Francke氏、COOに『リーグ・オブ・レジェンド』シリーズの世界収益及び財務の元責任者であるAreeb Pirani 氏が就任するなど、才能溢れる創設メンバーが集まっている。

NetEase Games の投資・パートナーシップ部門の責任者であるSimon Zhu 氏は、「Theorycraft Gamesのチームはゲーム業界で最も成功した複数のゲームシリーズを手掛けたという素晴らしい実績があります。リソースと独立性を持つ彼らがこれから何を作るのか、本当に楽しみにしています」と述べている。

「このような素晴らしいスタートを切ることができて、しかも同じ志を持つ仲間たちを一つのチームに集められて、私たちは本当に幸運に恵まれていると思います。というのは、私たちはゲームは人間の基本的な欲求を満たすものであるという共通認識を持って、一日も早くゲームをプレイヤーの手元に届け、プレイヤーと共にゲームを改善していくという目標を共有しているからだけでなく、何より私たち全員はこれは長期的な事業であると理解しているからです。NetEase 及び出資した投資家様は同社のビジョンを実現するための理想的なパートナーです」とTheorycraft Gamesの創設者兼CEOであるJoe Tung氏は語る。

シアトルとロサンゼルスを拠点とするTheorycraft Gamesは全てのプレイヤーが、ストーリーの主人公となり、お互いとつながりを持ち、競い合えるようなディープなゲームを作り出すことを使命としている。プレイヤーがどのプラットフォームを利用しているか、どこに住んでいるか、どれぐらいのお金を使えるかに関係なく、すべてのプレイヤーに満足してもらおうと考えているという。


Theorycraft Gamesについて
Theorycraft Gamesはシアトルとロサンゼルスを拠点とする新しく設立したゲームスタジオであり、友達と一緒にやるとより楽しく感じる、総プレイ時間が1万時間の奥深いゲームを作ることに取り組んでいる。同社は、ゲームは人間の所属の欲求、自己実現の欲求、承認の欲求という基本的な欲求を満たすものであると信じており、全てのプレイヤーがストーリーの主人公となり、お互いとつながりを持ち、競い合えるようなディープなゲームを作り出すことによって、プレイヤーの欲求に応えることに全力を尽くしている。

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