アキナジスタ、第3四半期は41%減収・経常損失拡大-モバイルアフィリエイトの需要減や新事業に遅れ

 インターネット広告やソーシャルゲームを手がけるアキナジスタ<2495>の第3四半期累計(4-12月期)の業績は、売上高7億0200万円(前年同期比41.5%減)、経常損失8500万円(前年同期7000万円)、四半期純損失9200万円(同1億2100万円)だった。  携帯サイト分野でのアフィリエイト広告の大幅な需要減少の影響や新事業の進捗の遅れ、前期に実施した不採算事業からの撤退などにより、売上高は41%を超えるマイナスとなった。  損益面では、不採算事業からの撤退に伴う固定費の減少などがあったものの、新事業の遅れによるコスト負担や、SEグループから独立する目的で行った公開買付の自己株式取得に係る費用、本社移転に伴う特別損失の計上などが響いた模様。  3月通期は、売上高9億5000万円(前期比36.5%減)、経常損失7300万円(前期1億0400万円)、当期純損失7500万円(同2億0400万円)を見込む。業績予想については変更はない。