文化庁、「メディア芸術データベース活用コンテスト2021:データのバリューアップ↑で世界をもっと面白くしよう」を開催




文化庁は、「メディア芸術データベース活用コンテスト2021:データのバリューアップ↑で世界をもっと面白くしよう」へのエントリーを募集する。募集期間は、1月30日から2月16日まで。

文化庁は、 メディア芸術(マンガ、 アニメーション、 ゲーム、 メディアアート)の振興を企図して、 保存・活用の基盤となる「メディア芸術データベース(ベータ版)」を公開している。

さらに今回、 より多くにこのデータベースを活用してするための機能として、 オープンデータとして使用できるデータセットをリリースし、 APIの機能拡充を行う。

今回のコンテストは、 このデータベースの活用法について、 ユニークな着想で他のデータと掛け合わせて新しく作成したデータを募集し、 その面白さや社会的な活用可能性について探求するものだ。
 
一般に、 データそのものは、 単なるデジタル情報にすぎない。しかし、地図情報、人々の移動、人々の属性など、 多様なデータを組み合わせて理解することができれば、 これまでにない新しいサービスやソリューションを生み出すことが可能となる。 

今回は「メディア芸術データベースのデータをどのような外部データと掛け合わせれば、 新たな価値を生み出すことができるか」について、 その活用アイディアや、 サンプルデータを作成し、 誰もが利用可能となるように公開するまでを審査の対象とする。
 
応募したエントリーは、 厳正なる一次審査のうえ、 ファイナリストを選出する。 ファイナリストに選ばれたには、2月20日に開催される最終審査イベントでプレゼンテーションを行ってし、 最優秀事例・優秀事例を決定する。

募集開始にあたり、 応募説明会を1月30日に開催する。説明会では、 メディア芸術データベースの解説並びに応募方法の詳細についての詳しい説明に加え、ゲストを迎えてメディア芸術データベースが創り出す2050年の日本について展望する鼎談も予定している。
 

<コンテスト開催概要>
「メディア芸術データベース活用コンテスト2021:データのバリューアップ↑で世界をもっと面白くしよう」
応募期間:令和3年1月30日~2月16日
応募資格:誰でもエントリーできる(年齢、 性別、 国籍などは不問)※個人・チーム(グループ)も問わない
副賞:最優秀事例1点(Amazonギフト券10万円分)/優秀事例2点(同5万円分)
審査基準:作成したデータ及びその活用アイディアについて、 以下の4点を評価する
・オリジナリティ、 着想の斬新さ
・社会へのメリットなどのインパクト(社会や人の役にたつか)
・メディア芸術データベースの良さを引き出しているか
・完成度、 作り込みの度合い、 実現可能性
※1次審査の結果、 最終プレゼンテーションに出場する応募者には、2月18日中に発表した
主催:文化庁
運営:国際大学 グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)、 メディア芸術コンソーシアムJV事務局
★応募方法などのコンテスト詳細は「メディア芸術データベース活用コンテスト2021」公式ウェブサイトから確認してほしい
https://www.mediaarts-db-contest.com/
 

<コンテスト応募説明会>
日時:令和3年1月30日13:00-14:30
会場:オンライン(Youtubeでライブ配信及びアーカイブ配信する)
主催:文化庁
運営:国際大学 グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)、 メディア芸術コンソーシアムJV事務局
参加費:無料
参加方法: https://mediaarts-db-contest.peatix.com から申込む。(事前登録制)
申込んだ人には、 開催当日までに配信アドレスをメールで案内する。
★プログラム(予定)★
13:00開演・主催者挨拶
13:05基調講演「メディア芸術データベースについて」
・大向一輝氏
13:35鼎談:メディア芸術データベースが創り出す2050年の日本の未来
・大向一輝氏
・千代田まどか氏(ITエンジニア/マンガ家)
・渡辺智暁(国際大学GLOCOM 主幹研究員/教授)
14:00データコンテスト概要説明
14:15会場からの質疑応答
14:30終了