タイトー、直営アミューズメント施設内・ゲーム機筐体で抗ウイルス・抗菌加工を開始 無光触媒で24時間ウイルスや菌を不活化



タイトーは、コロナ禍においても安心して利用できる施設にするべく、アミューズメント施設「タイトーステーション」で、人が手を触れられる機会の多い店舗内やゲーム筐体に抗ウイルス・抗菌加工を実施すると発表した。まずは東京都府中市にある「タイトーステーション 府中くるる店」より導入しており、直営の全店舗(104店舗)へ順次展開していく予定だ。

「タイトーステーション」では、人体や環境にも配慮した無光触媒の24時間働き続ける抗ウイルス・抗菌加工を実施するほか、店舗で利用しているおしぼりについても11月上旬より抗菌タイプのおしぼりも導入できるよう準備をしている。
 


緊急事態宣言以降、コロナウイルス感染症予防の対策として、従業員が1台1台ゲーム機のアルコール消毒液を使用した清掃や水拭きを実施しているが、インフルエンザと新型コロナウイルスの同時流行が懸念されている今、より安心して来店できるよう、また、従業員が安心安全で働ける場所であるため、今回の取り組みを行うことにした、としている。


■抗菌加工実施概要
対象店舗:タイトーステーション直営全店舗
実施内容:付着及び浮遊するウイルスや菌を不活性化させる「無光触媒※」を、店舗内、ゲーム筐体等に塗布し施工する。
※光の有無にかかわらず効果を発揮する

製品特徴: ・光触媒と異なり、光がない夜間でも触媒反応を続ける
 ・無臭、無害で人体への影響はない
 ・抗ウイルス、抗菌の他、消臭、防カビ、防汚にも有効
 ・1回の施工により最大5年程度効果が持続する

確認されている効果
①抗ウイルス作用
・インフルエンザウイルス(エンベロープあり)
・ネコカリシウイルス(ノロウイルス代替)
【上記2ウイルス株は、ISO21702抗ウイルス試験法で使用したウイルス株】
②抗菌作用
・大腸菌
・黄色ブドウ球菌

【上記2菌種は、ISO22196抗菌試験法で使用した菌種】
※新型コロナウイルスは上記インフルエンザウイルスと同じ膜構造(エンベロープ)。 


(2020年12月10日…メーカーの意向により、一部文言を修正いたしました)