ぐるなび、2021年3月期は92億円の営業赤字となる見通し 新型コロナで加盟店舗減少、ネット予約も低迷

ぐるなび<2440>は、2021年3月通期の連結業績について、売上高178億円(前期比42.4%減)、営業損失92億円(同18億2100万円の利益計上)、経常損失92億円(同18億9400万円の利益計上)、最終損失95億円(同9億4900万円の利益計上)となる見通しと発表した。

主要顧客である飲食店は新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言下での営業時間短縮や臨時休業、消費者の外出自粛の影響等を受け、特に4~5月において大幅な売上減少となった。

同社では、加盟飲食店の経営継続支援を目的とした請求金額の減免・休会措置を実施したほか、外食需要低下に伴いネット予約が減少したため、としている。

Go To Eatキャンペーン等の需要喚起策の効果により低迷していた外食需要が一定程度回復するとみており、それに伴い当社の売上高は、ネット予約の大幅な拡大のほか、加盟飲食店の増加、契約金額を減額する加盟飲食店の減少などを通じて収益は回復するという。