ブシロード、決算期を7月期から6月期に変更へ…ライブIP事業の季節要因に伴う業績への影響を緩和するため　事業目的の追加なども合わせて定款変更

ブシロード<7803>は、事業年度を変更し、決算期を7月期から6月期に変更することを発表した。10月27日開催予定の第14回定時株主総会での承認をもって正式に決定する。

同社の事業年度は、毎年8月1日から翌年7月31日までとなっているが、ライブIP事業は事業の特性上毎年7月から8月が繁忙期に当たるため、売上高などの季節要因に伴う業績への影響を緩和し、事業運営の効率化を図るとともに、業績等の経営情報の適時・適切な開示による経営の透明性を向上させるため、決算期を変更を行うことを決定した。

なお、これに伴い、事業年度変更の経過期間となる第15期は、2020年8月1日から2021年6月30日までの11ヶ月決算となる予定だ。

また、この事業年度の変更に加え、取締役の任期の変更やグループの事業内容の拡大に合わせた定款の一部変更も実施する。

＜定款の一部変更＞
①事業目的の追加
グループの事業内容の拡大に合わせ、現行定款第2条（目的）の事業目的を変更する。

②事業年度の変更
上記の事業年度の変更に伴い、定時株主総会の議決権の基準日を毎年6月30日に、期末配当の基準日を6月30日に、中間配当の基準日を12月31日にそれぞれ変更し、事業年度の変更にかかる経過措置として附則を設ける。

③取締役の任期
事業環境の変化に機動的に対応できる経営体制を構築するとともに、株主からの信任の機会を増やし、取締役の経営責任を明確にするため、取締役の任期を2年から1年に短縮する。

④事業目的の変更に伴う号数の変更その他一部字句の修正等所要の変更を行う。