『ドラゴンクエスト ダイの大冒険クロスブレイド』は子どもから大人まで直感的に遊べる対戦カードゲーム! ダイやポップらが躍動する必殺技演出も注目!



スクウェア・エニックスは、新作アーケードゲーム筐体『ドラゴンクエスト ダイの大冒険 クロスブレイド』を10月22日より順次稼働を全国のアミューズメント施設で開始する。スクウェア・エニックス本社でメディア向けの試遊会が行われたのでその模様をお伝えする。

TVアニメ「ドラゴンクエストダイの大冒険」の放送が10月3日より始まるが、ゲームやコミック、玩具など多方面でコンテンツ展開を行っていく。今回のアーケードゲームは、そうした取り組みの一環となる。

ターゲットとしては、小学校の高学年がメインとしているそうだが、1991年に放送されたアニメや原作漫画を楽しんだ大人たちが遊ぶことも念頭に置いて企画・開発したという。両社では、「親子で一緒に楽しんでいただければ」とも考えているそうだ。

ゲームの企画・開発、運営を担当するのは、タカラトミーアーツというのもポイントだろう。『ポケモン』シリーズや『プリティー』シリーズなどのアーケードゲームで豊富な実績を持ち、子どもから大人まで誰でも楽しめるゲームづくり・運営には定評がある。


 
■ゲームの遊び方

さて、本作のジャンルは、自分だけのマイキャラクターを育てつつ、ダイやポップ、マァム、レオナなど登場キャラクターの描かれたカードをフラットパネル上に配置して戦う対戦カードゲームとなる。体験会ではバトルシーンを中心に試遊した。


(1)ストーリーモード
本作のメインコンテンツは、ストーリーモードだ。マップを移動しながら、アニメでおなじみの相手とバトルを行いつつ、ストーリーを追体験することができる。バトルには難易度が用意されているほか、期間限定の強敵ボスも登場する。




(2)バトルの流れ
ステージを決めると、バトルがスタート。手持ちのキャラクターカードを最大3枚設置して戦っていく。この際、「冒険の書」(記録用ICカード)と「マイ勇者カード」を持っていると、登場キャラと一緒にパーティを組むことができる。




バトルスタートは、先攻と後攻の決定から。「ふっとばしバトル」と呼ばれるもので、筐体の赤いボタンを連打して勝ったほうが先攻となり、バトルを有利にすすめることができる。




自分のターンでは、キャラクターカードを動かして、敵を攻撃範囲に入れるだけ。複数のカードが同じ敵を攻撃範囲に入れていると、「キズナアタック」と呼ばれる強力な攻撃を繰り出すことができる。




配置を決めて赤いボタンを押すと、キャラクターの攻撃が始まる。ここでもボタンの連打が重要になる。数秒以内に一定回数を連打すると、「スマッシュ」と呼ばれる特別な攻撃が発生。タイミングよくボタンを押せば大ダメージを与えることができる。一定回数というが、10回前後で発動するようで、特別難易度が高いわけではない。




(3)必殺技の発動
何らかのアクションを行っていると、闘気がたまり、必殺技が発動できる。当該カードを軽く左右に振ることで出せるようになる。必殺技が発動したら、タイミングよく所定のボタンを押すことでダメージがアップする。魔法と打撃系では内容が異なるので注意が必要だ。試遊時は戸惑って何もできずに終わったが、このあたりはチュートリアルでカバーされるだろう。




他方、敵のターンでは、攻撃されるときもある。攻撃を受ける際、ボタンを押しっぱなしにすることで、防御することができる。ただし、防御には耐久度があり、攻撃を受けるごとに落ちていき、防御の効果が低下するので注意が必要だ。

なお、マイ勇者キャラは、別途、タカラトミーアーツから発売される「冒険の書セット」(税別700円)で利用できる。ICカードについては、筐体を設置する施設によっては、自販機で購入できるようにするそうだ。


 
■カードのレアリティ

カードのレアリティは、コモン・レア・スーパーレア・ギガレア・ドラゴンレアの5段階。レアリティによって、カード枠の剣の色が異なっているほか、スーパーレアはホログラム、ギガレアとドラゴンレアはさらにゴールドとシルバーの箔が乗ってカード全体が"ギンギラギン"となっている。イラストはすべて描きおこしだ。


▲ゲーム開始時にカードが1枚もらえる。ゲームモードで別途カードを購入することも可能だ。



▲ギガレアとドラゴンズレア



▲コモンとレア、スーパーレア


第1弾ギガレアに「ドラゴンクエスト」シリーズから「ロトの血を引く者」「ローレシアの王子」「伝説の勇者」が参戦刷ることが決まった。さらにドラゴンレアには「ベリアル」「アトラス」「バズズ」がラインナップされる。
 


 
■様々なグッズ販売も予定

玩具メーカー大手のタカラトミーグループらしく、タカラトミーアーツとタカラトミーからゲームを楽しむための様々なグッズが発売される予定だ。


・ドラゴンクエスト ダイの大冒険 クロスブレイド 冒険の書セット(10月22日発売、税別700円)
ゲームや自分だけの「マイ勇者」が記録が出来るIC「冒険の書」と、フラットパネルに置くと「マイ勇者」を操作できる「マイ勇者カード」が入ったセット。「マイ勇者」に装備できるアイテムが手に入る「宝箱ゲットコード」が1個付いてくる。



<同梱内容>
・ICカード「冒険の書」
・アバターカード「マイ勇者カード」
・「宝箱ゲットコード」×1個


・ドラゴンクエスト ダイの大冒険 クロスブレイド カードアルバム(10月22日発売、税別1590円)
アルバムは、カードや「冒険の書」が71枚収納可能。特別なカード「ダイ」とアイテムが手に入る「宝箱ゲットコード」1枚が付いてくる。



<同梱内容>
・カードアルバム×1個
・カード「ダイ」
・「宝箱ゲットコード」×1個


・ドラゴンクエスト ダイの大冒険 クロスブレイド ギガつよセット(10月22日発売、税別1700円)
SR仕様の特別なカード「ダイ」とSR仕様の特別なカード「ポップ」「マァム」「キラーマシン(テムジン改造ver.)」「魔のサソリ」が入ったカードセット。カードを持ち運べる特製カードケースや、アイテムが手に入る「宝箱ゲットコード」も2点ついてくる。



<同梱内容>
・GR仕様カード「ダイ」
・SR仕様カード「ポップ」「マァム」
「キラーマシン(テムジン改造ver.)」
「魔のサソリ」
・特製カードケース
・「宝箱ゲットコード」×2個


・ドラゴンクエスト ダイの大冒険 クロスブレイド オフィシャルカードスリーブ(10月22日発売、税別350円)
カードをホコリや傷から守るオリジナルデザインのカードスリーブが20枚同梱。アイテムが手に入る「宝箱ゲットコード」も1点ついてくる。



<同梱内容>
・オフィシャルカードスリーブ×20枚
・宝箱ゲットコード×1個

※いずれも画像は仮のものとなる。


 
■イベント・キャンペーンも開催!

正式稼働に先駆け、10月17日と18日の2日間、一部店舗でいち早くゲームが体験できる「先行稼働」を実施する予定だ。こちらの詳細はゲーム公式サイトを確認してほしい。10月24日からは以下のイベントとキャンペーンが行われる。


・勇者になるためのスペシャルコース
概要:豪華なアイテムがもらえる有料のティーチングイベント。
もらえるもの:スペシャルカード「ポップ」、特製パプニカのナイフ、おためし冒険の書セット、勇者育成ブック
日程:10月24日(土)、25日(日)、31日(土)、11月1日(日)の4日間
開催場所:一部店舗、詳細は公式サイトで公開


・勇者育成キャンペーン
概要:全国のお店で無料でプレゼント。
もらえるもの:スペシャルカード「ダイ」、おためし冒険の書セット、勇者育成ブック
日程:10月24日(土)~なくなり次第終了。一部年齢制限あり。
開催場所:全国のクロスブレイド設置店



短時間ながら体験したが、ゲームの画面を見ながら、フラットパネル上のカードを動かしてボタンを押すだけとシンプルなゲーム性で、すんなりと慣れることができた。普段、ゲームで遊ばない人でもチュートリアルですぐに遊べるのではないか。

ゲームは、ただ直感的でシンプルなだけではない。必殺技発動やキズナアタックなどちょっとした戦略性を求められるほか、試遊では体験できなかったが、マイ勇者の育成機能などやりこみ要素も用意されている。そして施設内の他の人との対戦も可能だ。

大画面の筐体で、ダイが海破斬、ポップがメラゾーマを繰り出すなど、迫力のある必殺技演出が特に印象的だった。原作漫画や新旧のアニメファンであれば、アニメのように3Dで表現されたキャラクターたちに心躍ること間違いない。

新型コロナウイルスの影響でアミューズメント施設も集客面で苦しい状況が続いてきたが、ここにきてようやく人が戻りつつある。そんな状況のアミューズメント施設でも人を戻すための目玉コンテンツとしても注目を集めそうだ。


 
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©三条陸、稲田浩司/集英社・ダイの大冒険製作委員会・テレビ東京
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株式会社スクウェア・エニックス
https://www.jp.square-enix.com/

会社情報

会社名
株式会社スクウェア・エニックス
設立
2008年10月
代表者
代表取締役社長 桐生 隆司
決算期
3月
直近業績
売上高2428億2400万円、営業利益275億4800万円、経常利益389億4300万円、最終利益280億9600万円(2023年3月期)
企業データを見る
株式会社タカラトミーアーツ
http://www.takaratomy-arts.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社タカラトミーアーツ
設立
1988年2月
代表者
代表取締役社長 近藤 歳久
決算期
3月
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