カカクコム、第1四半期は売上収益33%減、営業利益65%減と大幅減収減益…食べログや旅行関連サービスが苦戦 人件費と家賃増加も利益圧迫

カカクコム<2371>は、8月4日、2021年3月期の第1四半期(2020年4~6月)の連結決算を発表し、売上収益95億0200万円(前年同期比33.2%減)、営業利益22億0900万円(同65.7%減)、税引前四半期利益21億5600万円(同66.0%減)、四半期利益14億1800万円(同67.2%減)と大幅な減収減益となった。

新型コロナの感染拡大に伴い、在宅勤務や巣ごもりによる需要に加えてEC利用者が増加したことで、価格.comが増収となったものの、食べログと旅行・移動領域の各事業が減収となったことが響いた。人件費と家賃の増加、持分法による投資損失の計上なども利益を圧迫した。