Kudan、第1四半期は売上高96%減・1.23億円の営業赤字転落 受注から納品までの期間が長期化、新型コロナで新規案件の獲得で遅延

人工知覚技術の研究開発を行うKudan<4425>の第1四半期の連結決算は、売上高700万円(前年同期比96.1%減)、営業損失1億2300万円(前年同期は営業利益9500万円)、経常損失1億2100万円(前年同期は経常利益9000万円)、最終損失1億2100万円(前年同期は最終利益9000万円)と大幅減収・赤字転落となった。

SLAM技術評価・製品化検討案件から製品化を見据えた事業領域・長期案件への注力により、製品化視野の案件継続とLiDAR案件の増加は達成しているものの、マイルストーン毎に収受する研究開発支援の案件が増加し、受注から納品までの期間が長期にわたり売上計上まで時間を要する案件が増加したため、としている。また、新型コロナウイルスによる全世界規模での感染症拡大の影響により、新規案件獲得の遅延が生じた。