セガ、北米で好調な海外版『ファンタシースターオンライン2』の配信地域が欧州、インド、オセアニアなど新たに33ヶ国・地域に拡大!


セガは、本日(8月6日)、オンラインRPG『ファンタシースターオンライン2』について、今年4月に開始した北米地域に加えて、欧州、インド、オセアニアなど新たに33ヶ国・地域でのサービスを現地時間8月5日より開始したことを発表した。

本作は、2012年7月にWindows PC版のサービスを皮切りに、2016年4月に家庭用ゲーム機のPlayStation4版、2018年4月にはNintendo Switch向けにクラウドゲーミング形式で展開するなど対応プラットフォームを拡大し、日本国内で累計550万ユーザーを超える国内最大級のオンラインPRG(2019年10月時点)。プレイヤーは、広大な宇宙を舞台に惑星調査隊「アークス」の一員となり、さまざまな世界で冒険を繰り広げる。基本プレイは無料で、最大12人による協力プレイが楽しめる。

また、2021年には、本シリーズの新作にあたる『ファンタシースターオンライン2 ニュージェネシス』を日本、北米地域でサービスを開始する予定だ。

今年4月にアメリカ、カナダ向けにサービス開始した北米版では、日本で展開するコンテンツを英語のフルボイス、フルテキストでローカライズ対応するとともに、地域独自のイベントを追加するなどのカルチャライズも行っており、現地プレイヤーの嗜好や市場環境に合わせた運営、プロモーションなどを実施している。セガサミーホールディングス<6460>が8月5日に発表した第1四半期決算によると、同社のF2Pタイトルの売上上位は、本作の北米版が1位、日本版が2位とTOP2を独占するなど、そのけん引役となっている。

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セガ、『ファンタシースターオンライン2』を北米地域で正式サービス開始! 地域独自のイベントも追加

今回、8月5日に北米版の対応プラットフォームとしてSteamが加わり、既にサービスを開始しているXbox One、Windows PC向けを含め、欧州、インド、オセアニアなど新たに33ヶ国・地域での配信を開始し、グローバル版となった。これにより、現地の多くのプレイヤーに楽しんでもらうことを通じて、『ファンタシースターオンライン2』のさらなるブランド向上を目指していく。北米に続くヒットとなるのか注目されるところだ。

セガは、世界中に開発スタジオと販売拠点を置き、各地の市場環境に合わせてゲームおよび関連事業を展開しており、日本国内の開発スタジオによる自社IPやコンテンツの海外展開についても積極的に行っている。今回の取り組みはこうした一環として行うもの。今年7月にはネットワーク対戦麻雀ゲーム『セガNET麻雀 MJ』の米国版を提供開始したほか、今後も自社IP含め国内で開発したコンテンツをグローバル展開していく方針だ。
 

【『ファンタシースターオンライン2』(グローバル版)概要】


名称:ファンタシースターオンライン2
ジャンル:オンラインRPG
配信日:2020年4月14日(火)
(steamは8月5日からサービス開始)
価格:基本プレイ無料(一部有料アイテムあり)
対応機種:Xbox One、Windows PC、Steam
言語:英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語、ロシア語
配信国・地域:アメリカ、カナダ、メキシコ、アルゼンチン、コロンビア、チリ、ブラジル、アイルランド、イギリス、イタリア、オーストリア、ギリシャ、スイス、スウェーデン、スペイン、スロバキア、チェコ、デンマーク、ドイツ、ノルウェイ、ハンガリー、フィンランド、フランス、ポルトガル、ポーランド、ロシア、イスラエル、トルコ、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、インド、シンガポール、台湾、香港

 

公式サイト



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株式会社セガ
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会社情報

会社名
株式会社セガ
設立
1960年6月
代表者
代表取締役会長CEO 里見 治紀/代表取締役社長COO 杉野 行雄/代表取締役副社長 内海 州史
決算期
3月
直近業績
売上高1916億7800万円、営業利益175億3900万円、経常利益171億9000万円、最終利益114億8800万円(2023年3月期)
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