仮想通貨取引所運営のビットポイントジャパン、20年3月期は売上高7.4億円、最終損失53.2億円

ビットポイントジャパンの2020年3月期(第5期)の決算は、売上高7億4300万円、営業損失9億8300万円、経常損失12億4700万円、最終損失53億2500万円だった。

同社は、リミックスポイント<3825>の100%子会社で、暗号資産交換業と新金融商品取引業(インターネットを介した暗号資産デリバティブ取引)を主な事業内容としている。仮想通貨取引所「ビットポイント」の運営を行っている。

リピックスポイントの決算報告によると、昨年7月に発生した不正流出に伴う全サービスの一時停止、顧客預かり分の流出暗号資産の調達費用、自己保有分の暗号資産の被害、海外ホワイトラベル提供先対応、初期対応や再発防止などの費用が発生した。

このほか、固定資産の除却損、固定資産の収益性の低下に伴う減損損失、海外関連会社の評価損などを特別損失として計上したという。