【人事】Appier、元DeNA執行役員の橘浩二氏がファイナンス担当のシニアバイスプレジデントに就任 経理・財務部門を統括へ


AI(人工知能)テクノロジー企業のAppier(エイピア)は、財務体制の強化を目的として、ファイナンス担当のシニアバイスプレジデントとして元ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>執行役員の橘浩二氏が就任したことを発表した。

橘氏は、東京大学法学部を卒業後、1997年に野村證券に入社し、資金調達やIPO(新規株式公開)をサポート、10年後に官公庁に転職し、経済産業省資源エネルギー庁にて国有資産の売却を担当した。また、独立系投資アドバイザーとして投資業務に従事した後、2011年にDeNAに入社し、執行役員としてコーポレートファイナンス部門を率いてM&A戦略、財務、経理、広報、IR、社内ITなどを担当した。

Appierでは、数々の企業での企業財務の最適化における経験を活かし、Appierの経理・財務部門を統括するとともに投資家との円滑なコミュニケーション、効果的な財務計画の実行に責任を負うことになる。

▼Appier CEO兼共同創業者 チハン・ユー氏コメント
「Appierのような成長段階の企業が必要としている財務を牽引・管理する経験を有する橘氏はAppierにとって重要な役割を果たしてくれると確信しています。Appierは、顧客基盤が拡大を続けています。そして当社の顧客が世界的な新型コロナウイルスの大流行に対応しながら取り組んでいるデジタルトランスフォーメーションを支援しており、Appierの事業全体に勢いがあります。われわれは優れた人材の採用、迅速な製品改革に注力し続けています。橘は、経営層、取締役と連携し、重要な節目となるAppierの次の成長の最大化に取り組みます」

▼Appier 財務担当シニアバイスプレジデント 橘浩二氏コメント
「Appierがアジア太平洋地域全体で成長を続け、さらなるグローバル展開の実現に取り組んでいる中、そのメンバーになれたことを嬉しく思います。Appierのスピードと規模で成長している企業は、財務を含むビジネスのあらゆる分野で将来性を一貫して確保する必要があります。チハンと経営陣の財務業務の合理化と強化を支援し、最適な成果を上げることができる機会を得られたことを嬉しく思っています」