【人事】元ミクシィCFOの荻野泰弘氏、施工管理アプリを提供するアンドパッドの取締役CFOに就任



施工管理アプリ『ANDPAD(アンドパッド)』を提供するアンドパッドは、5月19日、ミクシィ<2121>元CFOの荻野泰弘氏が取締役CFOに就任したことを明らかにした。

「ANDPAD」は2016年のリリース以来、建築・建設業界で2000社、12万人から利用されている。

今回、ベンチャーおよび大企業における財務戦略や経営戦略に関する豊富な経験を有する荻野氏を経営メンバーに迎えることで、建築業界のデジタルシフトに貢献するために、非連続な組織成長、経営力の強化を行っていく、としている。


■荻野泰弘 略歴
2005年 株式会社マクロミル入社。財務経理本部担当執行役員として、東証一部上場企業の財務全般(財務・経理・IR)に携わる。
2008年 ジェイマジック株式会社入社。取締役CFO経営管理本部長に就任。
2009年12月 株式会社ミクシィ入社。企業買収、合弁会社設立等、投資全般(戦略投資・純投資)の担当を経て、2011年11月、経営推進本部長に就任。2012年6月、同社取締役CFO就任。2018年4月、同社執行役員ウェルネス領域担当。
2020年3月 株式会社オプトホールディング 取締役(社外/独立役員)就任(現任)
2020年4月 株式会社アンドパッド 取締役CFO就任(現任)


■取締役CFO 荻野泰弘氏のコメント
2020年4月より、株式会社アンドパッドに取締役CFOとして参画しました。

『建設業×ICTの、カテゴリーリーダーを創出する』
これが今、僕の最も強い想い、そしてANDPADで成し遂げたい事です。

前職ミクシィでは、CFO就任以降、2012年3月期の売上高130億円、営業利益20億円ほどの規模から、最大で売上高2,000億円、営業利益950億円の規模まで拡大するという驚異的な成長を体験しました。
この間、CFOとして国内外の尊敬すべき偉大な投資家の方々とミーティングを重ね、米国金融専門誌「Institutional Investor」が発表する「All-Japan Executive Team rankings」において2018年「BEST CFO」に選出いただきました。

そんな世界中の投資家との対話を通じて、企業に対して求めている根幹は以下の2点だと気付きました。

・マーケットを俯瞰的に捉え、「永続的に成長し続ける事業領域」にビジネスモデルを設計していること
・事業ドメインにおいて、利用者から「明日無くなったら困る」と言われるサービスをデザインしていること

そして、この2点を明確に持っている企業は、「カテゴリーリーダー」と呼ばれ、世界中のステークホルダーから成長を支援してもらえます。

ANDPADは、人類のBasic needsである『衣食住』という最も大切なカテゴリーの中の『住』を事業ドメインとしている会社です。
この事業ドメインで、カテゴリーリーダーと呼ばれる会社は、日本には未だありません。
無いのであれば、自ら切り拓き、創出する。

これから世界に対して大きなチャレンジをするANDPADに、是非ご注目ください。