エイベックス、新型コロナの影響による12億円の減損損失や一部タレントに関わる損失引当金を計上 黒字予想から一転して11億円の最終赤字に

エイベックス<7860>は、5月8日、2020年3月期決算において減損損失12億円を計上するとともに連結業績予想の下方修正を実施することを発表した。

同社および子会社が保有する事業関連設備等について新型コロナウイルスの影響や収益性の低下などによる回収不能価額などを総合的に検討した結果、一部事業における有形固定資産およびソフトウェアに関する減損損失の計上により、減損損失12億円を計上することとなった。その主な内訳は、有形固定資産の減損損失6億円、ソフトウェアに関する減損損失6億円となる。

また、この減損損失の計上に加え、一部タレントに関わる損失引当金を計上したことなどにより、2020年3月期決算の最終損益は従来予想の10億円の黒字から一転して11億円の赤字に転落する。

なお、期末配当予想については、この業績予想の修正による見直しは行わないとしている。
 
エイベックス株式会社
https://avex.com/

会社情報

会社名
エイベックス株式会社
設立
1988年4月
代表者
代表取締役会長 松浦 勝人/代表取締役社長CEO 黒岩 克巳/代表取締役CFO 林 真司
決算期
3月
直近業績
売上高1215億6100万円、営業利益33億8500万円、経常利益40億5500万円、最終利益27億4200万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7860
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