Google、アプリのユーザーの位置情報への不必要なアクセスを制限 Android11では一時的に許可する機能も

Googleは、「Developers Blog」で、Google Playで配信されているアプリ・ゲームを利用する際に求められる個人情報をユーザーがさらに細かく制御できるようにするポリシー変更を行ったことを明らかにした。その一つとして、ユーザーの位置情報へのアクセスに関して、ユーザー自身で制御できるようにし、Android11ではワンタイムで許可を与える機能が実装されているという。

さらに、今年2月からはバックグラウンドで位置情報にアクセスを要求するアプリのデベロッパーは、Google Playの承認を受ける必要がある旨の告知が行われた。アプリの主な目的を実現するために位置情報にアクセスする必要があるアプリのみが、ユーザーにアクセス許可を要求できるようになっているとのこと。

ただ、このポリシーに関しては、準拠するために十分な時間が必要であるとし、ポリシー施行期限を延長しているそうだ。具体的には、新規アプリは2020年8月、既存アプリは2020年11月まで、Google Playでは承認や審査、削除などのアクションは行わない、としている。


 

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