Apple、マップアプリによるモビリティデータの傾向を示すツールを提供 コロナウイルス感染症の拡大防止を支援


Appleは、4月15日(日本時間)、Appleマップによるモビリティデータの傾向を示すツールを提供すると発表した。今回の提供は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大防止に向けた世界各地での活動を支援するためとしている。

このモビリティデータは、自治体や保健当局に有益な情報を提供するとともに、人々がコミュニティ内で徒歩や自動車、公共交通機関を利用して移動する量の変化を表示することにより、新たな公共政策の基盤として利用ができる。

AppleマップではモビリティデータとユーザーのApple IDとの関連付けは行われず、Appleはユーザーの移動先に関する履歴も保存しないという。

Appleのマップは、はじめからプライバシーを中心に据えて作られているため、マップで収集した検索語、経路、交通情報などのデータにおいても、ランダムかつ一時的な識別子に関連付けられ、識別子は頻繁にリセットするため、Appleがユーザーの移動や検索に関するプロファイルを保有することはない。

これにより、マップはユーザーのプライバシーを守りながら、優れた体験を提供できるとのこと。
 
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