オンラインRPG開発のローズオンラインジャパンが破産 負債総額は約4億3000万円…東京商工リサーチ報道

東京商工リサーチは、無料オンラインRPG『ローズオンライン』の開発をするローズオンラインジャパンが4月2日付で横浜地裁より破産開始の決定を受けたと報じた。負債総額は約4億3000万円。

同社は、オンラインゲームのアプリ開発としてスタートし、その後、無料オンラインRPG(ロールプレインゲーム)『ローズオンライン』の開発・運営に移行。さらに、他社のゲームアプリ開発なども行っていた。

しかし、当初2年を予定していた『ローズオンライン』の開発に4年を費やし、他社用に開発したゲームも人気が出ず、2019年3月期の売上高は約1億200万円にとどまっていたという。さらに、約4700万円の赤字を計上し、債務超過額は約1億1900万円に拡大した。こうしたなか、社員への給料の未払いが発生するなどして、2019年秋には社員の解雇も行っていたとのこと。

なお、『ローズオンライン』の運営については、「ローズオンラインマネジメントチーム」で今後も継続して運営・開発を行っていくとしている。

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