マーベラス、新型コロナウイルスの20年3月期業績への影響は「限定的」 21年3月期以降に影響も 全社レベルで在宅勤務を強く推進

マーベラス<7844>は、本日4月6日、新型コロナウイルス感染症の2020年3月期の連結業績への影響は限定的とし、1月31日に公表した予想からは変更しないと発表した。売上高240億円、営業利益23億円、経常利益23億円、最終利益15億円に沿った着地となるようだ。

ただ、2020年4月以降の業績については、新型コロナウイルス感染症のさらなる感染拡大や長期化、それに伴う政府の対応等が予想され、業績に影響を及ぼす可能性がある、とした。引き続き今後の動向に注視し、開示すべき事項が発生した場合には速やかに開示するとのこと。

同社グループでは、従業員とその家族の健康に配慮し、これまで時差出勤・在宅勤務の一部実施や不要不急の出張・会食の禁止、大人数での会議の自粛やテレビ会議の活用などを講じてきたが、昨今の日本国内での感染拡大を鑑み、本日より全社レベルでの在宅勤務を強く推進することとし、感染リスクの低減に取り組む考え。

また、在外子会社においても、各国の国策に基づく外出制限などにより事業活動の制限を受けているが、影響を最小限に抑えるよう日々努めているという。

このほか、5月12日に予定していた機関投資家向け決算説明会については、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点より会場での実施を見合わせ、動画配信で対応する。
株式会社マーベラス
https://www.marv.jp/

会社情報

会社名
株式会社マーベラス
設立
1997年6月
代表者
代表取締役社長 執行役員 兼 デジタルコンテンツ事業本部長 佐藤 澄宣
決算期
3月
直近業績
売上高253億4100万円、営業利益24億8800万円、経常利益29億3100万円、最終利益19億2500万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7844
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