ケイブ、開発中の岡本吉起氏プロデュースのスマホゲームを製作委員会での開発に移行 テレビ朝日、でらゲーとの協業に

ケイブ<3760>は、3月30日、スマートフォンゲーム製作委員会への出資を決定したことを発表した。

同社は現在、取締役の岡本吉起氏がプロデューサーを務める新作スマートフォンゲームの制作を単独で進めてきたが、昨今はスマートフォン端末の高機能化や、日々多くのゲームがリリースされることによる競争激化から、スマートフォンゲームをリリースし、収益化するためには、高度な企画内容や品質に加え戦略的なプロモーションが必要となっている。

そのため、スマートフォンゲームの開発を進め、リリースを目指すに当たって、同社だけではなく有力な企業と共同でゲームの制作、運営、プロモーション、収益管理などを行うことで、よりリリース後の成功確率を高め、収益を極大化させることを目的として、スマートフォンゲームの製作委員会を組織することを決定した。

製作委員会には、同社を含めてテレビ朝日とでらゲーの合計3社が出資する。ゲームのプロデューサーは引き続き岡本吉起氏が担当し、ケイブはパブリッシャーとなってゲームを運営する。

なお、製作委員会の出資総額は9億2000万円で、ケイブはその33.3%に当たる3億600万円を出資する。
株式会社ケイブ
http://www.cave.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ケイブ
設立
1994年6月
代表者
代表取締役社長 秋田 英好/代表取締役CFO 伊藤 裕章
決算期
5月
直近業績
売上高69億6300万円、営業利益2億4300万円、経常利益2億1300万円、最終利益25億7900万円(2023年5月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3760
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