【ゲーム株概況(3/23)】通期業績予想を増額のイマジニアが3日ぶりに急反発 ガンホーなど主力株が総じて高い コナミHDも3日ぶりに反発

3月23日の東京株式市場では、日経平均は連休を挟んで3日ぶりに反発し、前日比334.95円安の1万6887.78円で取引を終えた。日銀によるETF(上場投資信託)買いへの期待に加え、ソフトバンクグループ<9984>が大規模な資産売却を原資とした自社株買いや負債削減策を発表し、ストップ高まで買われたことも指数を押し上げた。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、イマジニア<4644>が3日ぶりに急反発し、終値ベースで800円台を回復した。イマジニアは、先週末3月19日にスマホゲーム『メダロットS』の運営成績とニンテンドースイッチ用エクササイズゲーム『Fit Boxing』のリピート販売が想定以上に好調に推移し、2020年3月期通期の連結業績予想の上方修正を発表したことが市場の評価材料となったようだ。

また、ガンホー<3765>やグリー<3632>、ミクシィ<2121>、DeNA<2432>など主力株が総じて高く、コナミHD<9766>も3日ぶりに急反発した。

半面、アクセルマーク<3624>やモブキャストHD<3664>、Aiming<3911>などが安く、大手ゲーム株ではスクウェア・エニックスHD<9684>とカプコン<9697>の下げがきつい。


■関連銘柄
イマジニア株式会社
https://www.imagineer.co.jp/

会社情報

会社名
イマジニア株式会社
設立
1986年1月
代表者
代表取締役社長兼CEO 澄岡 和憲
決算期
3月
直近業績
売上高66億4000万円、営業利益5億9600万円、経常利益9億3200万円、最終利益6億1000万円(2023年3月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
4644
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