【ゲーム株概況(3/11)】今期営業利益予想を4億円→7.5億円に修正のマイネットが大幅続伸 モブキャストHDは終値ベースで200円割れに

3月11日の東京株式市場では、日経平均は反落し、前日比451.06円安の1万9416.06円で取引を終えた。米国の経済政策への期待が後退したことに加え、新型コロナウイルスの感染拡大が嫌気され、前場中ごろからじりじりと値を下げる展開となった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、全般に売り優勢の展開となる中で、マイネット<3928>が商いを伴って大幅続伸した。マイネットは、前日3月10日に2019年12月期の子会社取得にかかるのれん4億3380万6000円を減損損失(特別損失)として追加計上することを発表しており、その結果としてのれん償却額の減少により、2020年12月期の営業利益予想を従来予想の4億円から7億5000万円に修正したことが市場から注目を集めたようだ。

また、LINE<3938>が終値ベースでプラス圏をキープした。

半面、モブキャストHD<3664>が5日続落となり、終値ベースで200円を割り込んだ。

ほか、KLab<3656>やgumi<3903>、アカツキ<3932>なども売られ、スクウェア・エニックスHD<9684>やバンダイナムコHD<7832>など大手ゲーム株も軒並み安となった。


■関連銘柄
株式会社マイネット
http://mynet.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社マイネット
設立
2006年7月
代表者
代表取締役社長 岩城 農
決算期
12月
直近業績
売上高87億1700万円、営業利益1億6800万円、経常利益1億2500万円、最終利益1億4300万円(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3928
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