EGテスティングサービス、景表法とアップデート内容を包括的にチェックする「ゲームリスクディフェンダーサービス」の提供開始



イー・ガーディアン<6050>のグループ会社である、 EGテスティングサービスは、ゲームタイトルにおける景表法およびアップデート内容のチェックを包括的に行う「ゲームリスクディフェンダーサービス」を3月2日より提供開始したことを明らかにした。

これまで提供してきたゲームのプロモート前の施策表現チェックやUI・バランス・導線の改善提案などのデバッグ業務のノウハウを活かし、 ゲームタイトルの景表法およびアップデート内容を包括的にチェックするサービスとなっている。

様々なゲームタイトルを経験した専門人材がマネタイズに関わる文言・素材・導線を、一般的な景表法チェックだけでなく、前後のアップデート内容のバグやバランスチェックをした観点もふまえて複合的にチェックすることで“ユーザーの反発が生じそうではないか"のリスクを多角的に検知する。

さらに最近はアップデート前にプロモーション動画を配信するケースもあるので、配信予定のシナリオ内容とアップデート内容やスケジュールなどに相違がないかを確認することも対応する。加えて、アップデート施策開始後のユーザー評価の変化をSNSなどの口コミから分析し、今後の施策改善などに活用するためのレポートも作成する。

現在、 モバイルゲーム市場では、競合優位に立つために1ゲームタイトルあたりの製作費用が増加しており、費用回収や収益化の達成がパブリッシャーやデベロッパーの大きな課題となっている。各ゲームで様々なマネタイズ手法が取られており、「景表法違反(違反が疑わしいものを含む)」や「納得感のないアップデート・コンテンツ提供」が原因となり、ユーザーの反感を買い、最悪の場合、大規模な返金やゲーム離脱者を招いた事例もある。

 一度失った信用は単一タイトルだけでなく、 パブリッシング全体の信用に直結し、 新規・既存タイトル双方に大きな影響を与えてしまうため、 早急な対応を求めるパブリッシャーやデベロッパーが多い一方、 ゲームにおける景表法やアップデート内容のチェックは多角的且つ複合的な可能性を考慮しつつ、 ゲーム仕様を深く理解する必要があることから、 専門人材のマッチングも難しい状態となっているという。
イー・ガーディアン株式会社
https://www.e-guardian.co.jp/

会社情報

会社名
イー・ガーディアン株式会社
設立
1998年5月
代表者
代表取締役社長 高谷 康久
決算期
9月
直近業績
売上高117億5200万円、営業利益22億7200万円、経常利益23億1400万円、最終利益16億8900万円(2022年9月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
6050
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