【ゲーム株概況(1/31)】『メダロットS』がストア最高順位更新でイマジニアが急騰 カヤックは4日ぶり反落 決算通過のコナミHD、任天堂も安い

1月31日の東京株式市場では、日経平均は反発し、前日比227.43円高の2万3205.18円で取引を終えた。WHO(世界保健機関)が新型コロナウイルスについて緊急事態を宣言ものの、貿易や渡航を制限する勧告がなかったことで買い戻しの動きが進む格好となった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、イマジニア<4644>が朝方から急騰し、一気に1500円台乗せを示現した。イマジニアは、1月23日にリリースした『メダロットS』がApp Store売上ランキングで5位、Google Play売上ランキングで4位とともに最高順位を更新するなど好調な推移を見せたことが株価の刺激材料となったようだ。

また、サイバーエージェント<4751>がが続伸したほか、オルトプラス<3672>やモブキャストHD<3664>、Aiming<3911>なども買われた。

半面、ハイパーカジュアルゲームの米国での好調を受けて前日まで買われていたカヤック<3904>は4日ぶりの反落となり、前日1月30日に2020年3月期通期の連結業績予想の下方修正を発表したコナミHD<9766>も大幅反落した。

決算関連では通期の利益予想の上方修正を実施した任天堂<7974>も、市場の期待には及ばなかったとの見方から売り物に押される展開となった。


■関連銘柄
イマジニア株式会社
https://www.imagineer.co.jp/

会社情報

会社名
イマジニア株式会社
設立
1986年1月
代表者
代表取締役社長兼CEO 澄岡 和憲
決算期
3月
直近業績
売上高66億4000万円、営業利益5億9600万円、経常利益9億3200万円、最終利益6億1000万円(2023年3月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
4644
企業データを見る
コナミグループ株式会社
http://www.konami.com/

会社情報

会社名
コナミグループ株式会社
設立
1973年3月
代表者
代表取締役会長 上月 景正/代表取締役社長 東尾 公彦
決算期
3月
直近業績
売上高3143億2100万円、営業利益461億8500万円、最終利益348億9500万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム(ロンドン証券取引所にも上場)
証券コード
9766
企業データを見る