経済産業省、教育訓練事業者を対象に「第四次産業革命スキル習得講座認定制度」の申請受付を開始

経済産業省は、教育訓練事業者を対象に、IT・データ分野を中心とした専門的・実践的な教育訓練講座を経済産業大臣が認定する「第四次産業革命スキル習得講座認定制度」(「Reスキル講座」)の第6回申請を1月14日から開始した。全国で認定講座の受講の機会を確保するため、今回の認定から全ての授業をeラーニングで行う講座も認定対象となっている。

「Reスキル講座」は、IT・データを中心とした将来の成長が強く見込まれ、雇用創出に貢献する分野において、社会人が高度な専門性を身に付けてキャリアアップを図る、専門的・実践的な教育訓練講座を経済産業大臣が認定する制度。

今回の認定は、下記の分野における社会人向けの講座が対象になる。

【認定対象分野】※基礎・初級のITスキルは除く
・AI、IoT、データサイエンス、クラウド(デザイン思考、アジャイル開発等の新たな開発手法との組み合わせを含む)
・高度なセキュリティやネットワーク
・IT利活用(自動車分野のモデルベース開発、生産システムデジタル設計)


また、本制度により認定する教育訓練講座は、主に下記の要件を満たすものとしている。

【講座の要件】
・育成する職業、能力・スキル、訓練の内容を公表していること
・必要な実務知識、技術、技能を公表していること
・実習、実技、演習又は発表などが含まれる実践的な講座がカリキュラムの半分以上を占めていること
・審査、試験等により訓練の成果を評価していること
・社会人が受けやすい工夫をしていること
・事後評価の仕組みを構築していること 等

【実施機関の要件】
・講座の開講実績や財務状況等を踏まえ継続的・安定的に遂行できること
・組織体制や設備、講師等を有していること
・欠格要件等に該当しないこと
など


なお、経済産業大臣が認定した教育訓練講座のうち、厚生労働省が定める一定の要件を満たし、厚生労働大臣が指定した講座は、「教育訓練給付制度(専門実践教育訓練)」の対象となる。厚生労働省の「教育訓練給付制度(専門実践教育訓練)」の講座の指定については、別途、厚生労働省への申請手続が必要となる。



「第四次産業革命スキル習得講座認定制度」の認定を受けるための申請受付を開始します
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