『FGO』が5日間首位を独占 TOP3には『モンスト』『DQウォーク』『荒野行動』『プロスピA』らが続く…App Store売上ランキングの1週間を振り返る


1月6日~1月10日のApp Store売上ランキングの動きを振り返っていこう。2020年最初の首位争いは、FGO PROJECTの『Fate/Grand Order』が5日連続で首位を獲得して今年も変わらぬ人気ぶりを見せつけた。

主な施策としては、1月1日0:00~1月15日12:59までの期間限定で「ニューイヤー2020 ピックアップ召喚(日替り)」を開催したことが挙げられる。こちらの召喚では、期間限定サーヴァント「★5(SSR)楊貴妃」が新登場しているほか、日替りで「★5(SSR)両儀式(セイバー)」「★5(SSR)ギルガメッシュ(アーチャー)」「★5(SSR)スカサハ(ランサー)」「★5(SSR)始皇帝」「★5(SSR)殺生院キアラ」「★5(SSR)BB」の7騎をピックアップすることで継続してガチャが引かれたようだ。また、毎年恒例となっている「福袋召喚 2020(クラス別)」も売り上げ増加に大きく貢献した模様。こちらは1月1日0:00から1月10日12:59までの期間限定で、1人1回限り、期間限定★5(SSR)サーヴァントの中から1騎が必ず手に入る召喚となっており、ユーザーからの人気も高い。

また、売り上げには直接関係がないが、米国Twitterが2019年に最もつぶやかれたゲームとして『Fate/Grand Order』を挙げたことも大きな話題となった(関連記事)。

ほか、ミクシィ<2121>の『モンスターストライク』、スクウェア・エニックスの『ドラゴンクエストウォーク』、NetEase Gamesの『荒野行動-Knives Out-』、コナミデジタルエンタテインメントの『プロ野球スピリッツA』がTOP3入りを果たすなど好調だった。
 
 

 
■1月6日
 
スクウェア・エニックスの『ドラゴンクエストウォーク』が3位と好調だった。こちらは、1月4日より「新春初夢ふくびき」を開催したことが主な要因と思われる。「新春初夢ふくびき」は、★5「黄竜のツメ」や ★5「ドラゴンロッド」など武器種が中心に排出されるふくびきで、ふくびきスタンプも付いる。

【関連記事】
スクエニ、『ドラクエウォーク』で「新春初夢ふくびき」を開始! ★5「黄竜のツメ」や 「ドラゴンロッド」などの武器種が登場!

出所:AppAnnie
 
 
■1月7日
 
トップ10圏内では、コナミデジタルエンタテインメントの『eFootball ウイニングイレブン 2020』が前日の23位から9位に入ってきた。『ウイイレ2020』は、1月6日より、プレミアリーグのアーセナルの有力選手や活躍が期待される選手が“注目選手”として限定デザインで登場するエージェント「Club Selection - ARSENAL」を実施したことが売上につながったようだ。
 
出所:AppAnnie

また、コロプラ<3668>の『白猫プロジェクト』が前日の32位から19位に上昇してきた。『白猫PJ』は、1月6日より、「ST☆RT LINE」「Blooming Blaze!」「不具合勇者」「私立茶熊学園2018」「ワールドエンド」のキャラが登場する「凱旋ガチャ第4弾」を開始したことで順位を押し上げたもよう。
 
出所:AppAnnie

ほか、NHN PlayArtとドワンゴの『#コンパス~戦闘摂理解析システム~』や、バンダイナムコエンターテインメントとドリコム<3793>の『ONE PIECE トレジャークルーズ』がトップ30に復帰した。
 
■1月8日
 
この日は、アカツキ<3932>の『UNI’S ON AIR(ユニゾンエアー)』が前日の22位から7位まで急上昇してきた。『ユニゾンエアー』は、1月7日より、新春を彩る着物姿のメンバー撮影となる「NEW YEAR COLLECTION vol.2」が登場したことが売上を伸ばす要因となったようだ。
 
出所:AppAnnie

また、ポケラボとスクウェア・エニックスの『SINoALICE(シノアリス)』が前日の51位から12位に急浮上している。『シノアリス』は、1月7日より、タイトーの『スペースインベーダー』とのコラボイベントの復刻リニューアル開催を開始しており、いばら姫(CV:本渡楓)とアラジン(CV:柿原徹也)のコラボジョブが新登場し、かぐや姫(CV:伊藤静)と三匹の子豚(CV:悠木碧)のコラボジョブが再登場したステップアップガチャ「新生 侵略者達ノ宴」を実施したことで順位を押し上げたもよう。
 
出所:AppAnnie

ほか、バンダイナムコエンターテインメントの『ONE PIECE サウザンドストーム』が前日の63位から18位に急上昇し、トップ30に復帰した。同タイトルでは、1月7日15時より、キャラ獲得イベント「ワノ国に舞う芸者とくの一」を開催するとともにイベントガシャを実施しており、「ナミ(新世界)」と「ロビン(新世界)」のEX必殺技・技付きシーンカードが登場したことが順位を大きく押し上げたもようだ。
 
出所:AppAnnie
 
さらに、30位圏外ではあるものの、ミクシィ<2122>の『共闘ことばRPG コトダマン』が前日の93位から32位に急上昇した。一時は31位とトップ30に肉薄しており、これは10月24日にセガゲームスからミクシィへと運営が移管されて以降では最高順位となる。なお、今回のランキング上昇は、1月7日16時より、TVアニメ「七つの大罪 神々の逆鱗」とのコラボを開催し、「★5〈七つの大罪〉・メリオダス」や「★5 リオネス王女・エリザベス&ホーク」などの人気キャラが登場した「『七つの大罪』コラボ召喚」を実施したことがその要因となった。
 
出所:AppAnnie

 
■1月9日

ランキングの上昇が目立ったのは、前日の60位から20位に飛び込んできた任天堂<7974>の『マリオカート ツアー』だ。『マリオカート ツアー』は、キラキラ輝くパーティー衣装に身を包んだ「キノピオ(パーティー)」をピックアップしたドカンを1月8日15時より開始したことが売上を伸ばす要因となったようだ。
 
出所:AppAnnie

また、パールアビスジャパンの『黒い砂漠モバイル』が前日の76位から29位に浮上し、トップ30に復帰した。『黒い砂漠モバイル』は、1月8日に全クラスのバランス調整を行うアップデートを実施しており、それに併せて記章のSEASON2の開始、ランの衣装「クラウンイーグル」などパール商店への新商品追加を行ったことが順位を押し上げたもよう。
 
出所:AppAnnie

ほか、Yostarの『アズールレーン』や、Peak Gamesの『トゥーンブラスト』などがトップ30に復帰した。

 
■1月10日
 
トップ10圏内の動きで目立ったのは、NHN PlayArtとドワンゴの『#コンパス~戦闘摂理解析システム~』が前日の39位から7位に飛び込んできたことだ。『#コンパス』は、3周年を記念した「復刻コラボ祭」を順次開催しており、本日(1月10日)からは「ギルティギア」復刻記念イベントを実施していることが順位を押し上げたようだ。
 
出所:AppAnnie

また、バンダイナムコエンターテインメントの『ソードアート・オンライン アリシゼーション・ブレイディング』が前日の89位から17位に急浮上してきた。『SAOアリブレ』は、新★4キャラの「【木漏れ日に抱かれて】アリス」と「【空ノ上デ君ヲ待ツ】イーディス」が登場した「姉妹の絆、遠く離れてもスカウト」を1月9日より実施しており、売上を伸ばしたもよう。
 
出所:AppAnnie

ほか、フォワードワークスの『魔界戦記ディスガイアRPG』が前日の113位から24位に急上昇し、トップ30に復帰した。『ディスガイアRPG』は、1月9日12時より、『魔界戦記ディスガイア4』のキャラクター「風祭フーカ」と『魔界戦記ディスガイア2』のキャラクター「アクターレ」が「プラチナム召喚」に新登場したことが売上を伸ばす要因となったようだ。
 
出所:AppAnnie

さらに、スクウェア・エニックスとポケラボの『SINoALICE(シノアリス)』や、任天堂<7974>とDeNA<2432>の『ファイアーエムブレム ヒーローズ』などがトップ30に復帰した。
株式会社MIXI
https://mixi.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社MIXI
設立
1997年11月
代表者
代表取締役社長 木村 弘毅
決算期
3月
直近業績
売上高1468億6700万円、営業利益248億2000万円、経常利益182億5000万円、最終利益51億6100万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
2121
企業データを見る
株式会社コナミデジタルエンタテインメント
https://www.konami.com/games/corporate/ja/

会社情報

会社名
株式会社コナミデジタルエンタテインメント
設立
2006年3月
代表者
代表取締役会長 東尾 公彦/代表取締役社長 早川 英樹
決算期
3月
直近業績
売上高1940億1100万円、営業利益336億4700万円、経常利益348億9300万円、最終利益278億2800万円(2023年3月期)
企業データを見る
株式会社スクウェア・エニックス
https://www.jp.square-enix.com/

会社情報

会社名
株式会社スクウェア・エニックス
設立
2008年10月
代表者
代表取締役社長 桐生 隆司
決算期
3月
直近業績
売上高2428億2400万円、営業利益275億4800万円、経常利益389億4300万円、最終利益280億9600万円(2023年3月期)
企業データを見る
株式会社コロプラ
https://colopl.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社コロプラ
設立
2008年10月
代表者
代表取締役会長 チーフクリエイター 馬場 功淳/代表取締役社長 宮本 貴志
決算期
9月
直近業績
売上高309億2600万円、営業利益28億5800万円、経常利益32億7600万円、最終利益18億9300万円(2023年9月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3668
企業データを見る
FGO PROJECT

会社情報

会社名
FGO PROJECT
企業データを見る
NetEase Games

会社情報

会社名
NetEase Games
企業データを見る