デジタルハーツ、ロジギアジャパンと共同でモバイル環境向けテスト自動化ツール「TestArchitect Gondola」を提供開始

デジタルハーツホールディングス<3676>の子会社デジタルハーツは、ロジギアジャパンと共同で米国ロジギア(LOGIGEAR CORPORATION)が開発したモバイル環境向けテスト自動化ツール「TestArchitect Gondola」を新たにリリースし、現在提供中のソフトウェアテスト自動化ツール「TestArchitect Enterprise」とあわせ、各社リソースを総合的に活用したテスト自動化ソリューションの日本国内マーケットに向けた本格展開を開始した。

近年、ソフトウェアの開発においてはモバイルデバイスの多様化や反復型開発プロセスの高度化・複雑化及び製品リリースサイクルの短期化が進み、さらに、機能拡充などのバージョンアップへの対応が頻繁に発生することから、リリース時のみならずリリース後においても継続的な品質管理が必要不可欠になっている。特にモバイル環境においては5G/IoTの進展に伴いその傾向が顕著であり、ソフトウェアテストのアウトソーシング需要においてもその精度と品質の担保に加え、最新OS/ブラウザ環境への迅速な追従、テストプラットフォーム(Cloud Based Device/Virtual Device)への対応など、網羅性の高いテストをいかに短期間に行うかという生産性の向上が焦点となっている。

このようなマーケットニーズに応えるため、さらにはクラウドベースの多端末検証プラットフォーム等モバイルデバイスのテスト自動実行・並列実行が現実的に利用できる環境が整ってきたことなどから、従来の「TestArchitect Enterprise」では充分な追従が難しかった最新OS/ブラウザ環境への迅速な対応、また将来的な拡張性・利便性を追求し、新たに「TestArchitect Gondola」ではオープンソースを積極的に取り込むことで、常に変化するテストプラットフォームに柔軟に対応する。

▼「TestArchitect Gondola」について
従来の「TestArchitect Enterprise」のポリシー・強みであるKDT(Keyword Driven Testing/キーワード駆動テスト)をベースに、BDD(Behavior Driven Development)という新たなコンセプトを追加し、主にモバイル環境を対象として新たに開発されたテスト自動化ツール。
※KDT:特定のキーワードを組み合わせてテストスクリプトを記述する手法
※BDD:プログラムに期待される振る舞いでテストスクリプトを記述する手法

<主な特徴>
・開発者やテストエンジニアを苦しめるテストコードの記述が不要なキーワード駆動
・ソフトウェアテストにおける基本的な動作をカバーする、あらかじめ実装されたビルトインアクション
・ひとつのスクリプトで複数のブラウザ、モバイルOSに対応
・モジュール/アクション/インターフェースの三層構造による高いメンテナンス性
・オープンソース採用による利便性と拡張性

テストケース/シナリオを効率よく作成できるため生産性の向上、エンジニア不足への対応、テスト自動化導入ハードルの低減を支援する。

▼総合的なテスト自動化ソリューションサービス
本ソリューションサービスは、米国ロジギアが開発/提供するテスト自動化ツール「TestArchitect Gondola」「TestArchitect Enterprise」をベースに、ベトナムのオフショア拠点を中心とした約500名のソフトウェアテストのプロフェッショナルがユーザーに必要なテストシナリオを作成、メンテナンスするソリューションサービス。グループの持つエンタープライズ向けシステムテストのノウハウを活かしたコンサルティングから、シナリオ作成後のテスト実行代行、機器の検証まで含めた最適なシステムテストを提案、ユーザーの要望にも柔軟に対応する。

<検討時>自動化導入/設計コンサルティング、環境構築支援、PoC対応
<導入時>ツールライセンス提供、テスト設計、テスト項目作成、自動化シナリオ作成
<実行時>自動化テスト実行、テスト結果レポート
<導入後>シナリオカスタマイズ、継続的なサポート

▼サービスサイトURL
https://www.testarchitect.jp/
デジタルハーツ

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