【ゲーム株概況(11/20)】任天堂が年初来高値更新 『HiGH&LOW THE GAME』のストアランク上昇などでenishも買われる グリーが3日続落

11月20日の東京株式市場では、日経平均は続落し、前日比144.08円安の2万3148.57円で取引を終えた。米議会で「香港人権・民主主義法案」が全会一致で可決されたことで、米中の貿易協議が難航する懸念が強まったとの見方から売り優勢の展開となった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、任天堂<7974>が年初来高値を更新したほか、カプコン<9697>やスクウェア・エニックスHD<9684>など大手ゲーム株が総じて堅調な推移となった。

また、バンク・オブ・イノベーション<4393>が大幅続伸し、enish<3667>やブシロード<7803>なども買われた。enishは、10月25日より配信開始した『HiGH&LOW THE GAME ANOTHER WORLD』がApp Storeの売上ランキング(ゲームカテゴリー)で41位まで上昇してくるなど、順位を上げてきたことが市場の関心を集めているようだ。

半面、ケイブ<3760>とオルトプラス<3672>が反落し、主力株ではグリー<3632>が3日続落とさえない。


■関連銘柄
株式会社enish
http://www.enish.jp/

会社情報

会社名
株式会社enish
設立
2009年2月
代表者
代表取締役社長 安徳 孝平
決算期
12月
直近業績
売上高35億800万円、営業損益12億600万円の赤字、経常損益12億6500万円の赤字、最終損益13億7400万円の赤字(2023年12月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3667
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