​KLab、シンガポールの連結子会社KLab Globalを2019年12月16日付で解散・清算へ グローバル戦略の変更でシンガポール拠点を閉鎖に

KLab<3656>は、11月20日、シンガポールの連結子会社KLab Globalを2019年12月16日付で解散し、清算することを発表した。また、これに伴い、同社に対する債権の取立不能のおそれが生じたことも明らかにした。

KLab Globalは、世界全体に対するKLabのサービスの配信を目的として2012年2月にシンガポールに設立された。設立後の運転資金はKLabからの貸付金により賄われ、一部のサービスについては同社より配信を行っていたが、近年のグローバル戦略変更に伴うグループ経営の効率化および最適化を進めていく中で、シンガポール拠点についても閉鎖し、シンガポール諸法制に基づく解散および清算を行うことが適当であると判断したとのこと。

なお、KLab Globalの解散及び清算に伴い、同社への長期貸付金14億5100万円が回収不能となる見込みだが、当該債権については既に過年度において貸倒引当金を計上しており、また連結決算においては相殺消去されるため、KLabの連結業績に与える影響は軽微としている。

KLab株式会社
http://www.klab.com/jp/

会社情報

会社名
KLab株式会社
設立
2000年8月
代表者
代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
決算期
12月
直近業績
売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3656
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