【マイネット決算説明会】上原社長「リカバリーは順調。痛みを伴うが決めたからには最短で行う」 利益体質への変化でV字回復の展望も


 
マイネット<3928>の上原仁社長(写真)は、この日(11月15日)開催の決算説明会で、業績立て直しのためのリカバリープランに関して、「プランは大変順調に進んでいる。中には痛みを伴う厳しいアクションもあるが、やると決めたからには最速でやりきる」と現在の状況とその心境を明らかにした。
 

リカバリープランは、同社の強みを活かしたゲームで利益を最大化するため、構造改革を行い筋肉質な経営を行うというもの。既存事業で言うとRPA(認知技術を使った業務の効率化・自動化)を全てのタイトルへの展開、gloopsからの有力タイトルの買収、赤字4タイトルのエンディングのエンディング、そして人員の削減が具体的な内容となる。

人員削減に関しては、赤字4タイトルのエンディングに伴って、間接雇用者を中心にアクションを行っていくという。会社のサイズとしては、全体の25%ほどの規模で社内の席の数を減らすと説明。なお2020年1Qに59名減少予定とあるが、雇用期間の意味あいで同表記になったようで、改革はこれらを含めて年内でおおよそ完了するとのこと。
 

なお、これらのリカバリープランによって、2019年3Q(7月〜9月)から4Q(10月12月)がV字回復の起点になるのでは、上原社長は今後の展望を語った。
株式会社マイネット
http://mynet.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社マイネット
設立
2006年7月
代表者
代表取締役社長 岩城 農
決算期
12月
直近業績
売上高87億1700万円、営業利益1億6800万円、経常利益1億2500万円、最終利益1億4300万円(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3928
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